フォト_ギャラリー

2018年08月22日 [ 第397回 ]

 イカルチドリ,イカル,オオルリ,余録;ハンミョウ

 

 

 イカルチドリ(幼鳥と思われる) Long-billed Plover Charadrius placidus

 分類:チドリ目 チドリ科

 全長:21.0cm

 翼開長:45.0cm

 分布:九州以北で留鳥または漂鳥。

 生息環境:河川、水田など。

 食性:昆虫など。

 フォトギャラリー:第319回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2018年8月20日

 撮影時間:11時16分16秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:京都府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2018年8月20日

 撮影時間:11時17分27秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:京都府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 イカル Japanese Grosbeak Eophona personata

 分類:スズメ目 アトリ科

 全長:23.0cm

 翼開長:33.0cm

 分布:九州以北で留鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:草木の種子など。

 フォトギャラリー:第371回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2018年8月10日

 撮影時間:08時56分03秒

 シャッタースピード:1/3200秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 オオルリ(雌と思われる) Blue-and-white Flycatcher Cyanoptila cyanomelana

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:16.0cm

 翼開長:27.0cm

 分布:九州以北で夏鳥。

 生息環境:平地〜山地の川沿の林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第372回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2018年8月10日

 撮影時間:09時21分25秒

 シャッタースピード:1/200秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 野鳥王国(http://shige.tubakurame.com/index.html)が本日開設4周年を迎えた(フォトギャラリーは 「だちんこギャラリー」内で2008年から始まっているので10年目)。
 この記念日にぎりぎり間に合ってイカルチドリが撮れた。 水田地帯の真中に居るところにたまたま 通りかかった。 顔と胸の黒色部が淡色で体上面の羽縁も淡色なので幼鳥と思われる。 特に幼鳥は コチドリとの識別が難しいので飛び物を狙ってしばらく待っているとそんな空気を察したのか勢いよく飛 んで翼帯を見せてくれた。 コチドリにはこの様な翼帯はほとんど無い。 翼帯が有るとなるとハジロコ チドリの可能性も出て来るが嘴の大きさなど微妙な違いからイカルチドリと判断した。
 その十日前に撮ったイカルとオオルリを掲載。 4周年を彩るには少し役不足な感じがしないでもない が比較的気温の下がった曇りがちな日を選んで出掛けたので熱中症のリハビリみたいなもので坊主じ ゃなかっただけでも良しとしなければならない。 因みにオオルリは2周年でも紙面を飾った。 撮影日 も同じ8月10日だった(フォトギャラリー第244回参照)。
 飛翔時のイカルとコイカルの主な識別点は初列風切の白斑で、イカルはこの様に翼帯状に見えるが コイカルは翼端まで白い。
 オオルリ雌とキビタキ雌の識別は難度がけっこう高い。 厄介なことに両種は生息環境も季節もほぼ 同じだ。 この個体は腮から胸にかけて濃いオリーブ褐色なのでオオルリ雌と判断した。 細かい識別 点は現場では見えなくても雰囲気で感じることがある。 細部は後でチェックして判断を補強する。 同 定で悩むのは現場での直感と細部のチェックが合致しない場合などだがそういう時は往々にして初め の第一感の方が正しいという結論になることが多い様に思う(もちろん全てではないが)。
 2016年2月から歩数計アプリで測り始めた累計距離がイカルチドリを撮った8月20日付けで10,0 17,082歩、7,001,205mとなり1000万歩、7000kmを超えた。2年半で地球を6分の1周した 計算だ。


 コチドリ:フォトギャラリー第370回他参照
 ハジロコチドリ:フォトギャラリー第89回参照
 コイカル:フォトギャラリー第381回他参照

 余録;ハンミョウ
 綺麗な虫だが顎が大きくて尖っているので噛まれたら痛そう。 実際カエルがこれを食べようとしたら 口の中に噛み付くのでカエルも堪らず吐き出すという。 道に沿ってちょっと飛んで逃げてもすぐに着地 するという動作を繰り返す様が道案内みたいなのでミチオシエなどという別名が有る。 フォトギャラリ ーには2回目の登場(フォトギャラリー第194回余録参照)。
 



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