フォト_ギャラリー

2019年12月15日 [ 第516回 ]

 ノスリ,タシギ,クサシギ,ハイタカ

 

 ノスリ Common Buzzard Buteo buteo

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄52.0cm 雌57.0cm

 翼開長:122.0〜137.0cm

 分布:北海道〜四国で留鳥。その他で冬鳥。

 生息環境:平地〜亜高山の林。

 食性:小型哺乳類など。

 フォトギャラリー:第515回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年12月3日

 撮影時間:09時15分44秒

 シャッタースピード:1/1250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:京都府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 タシギ Common Snipe Gallinago gallinago

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:26.0cm

 翼開長:44.0〜47.0cm

 分布:全国で旅鳥または冬鳥。

 生息環境:水田、干潟など。

 食性:ミミズ、幼虫、甲殻類など。

 フォトギャラリー:第503回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年12月3日

 撮影時間:09時21分43秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:京都府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 クサシギ Green Sandpiper Tringa ochropus

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:24.5cm

 翼開長:46.0cm

 分布:全国で旅鳥または冬鳥。

 生息環境:水田、湿地、河川など。

 食性:甲殻類、貝類、ミミズなど。

 フォトギャラリー:第515回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年12月3日

 撮影時間:10時41分10秒

 シャッタースピード:1/1000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:京都府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2019年12月3日

 撮影時間:10時44分10秒

 シャッタースピード:1/320秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:京都府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 ハイタカ(雌タイプ) Eurasian Sparrowhawk Accipiter nisus

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄32.0cm 雌39.0cm

 翼開長:60.0〜79.0cm

 分布:本州以北で留鳥または冬鳥。

 生息環境:森林、農耕地。

 食性:鳥類、小型哺乳類など。

 レッドリスト:準絶滅危惧(NT)

 フォトギャラリー:第513回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年12月3日

 撮影時間:12時25分55秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:京都府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2019年12月3日

 撮影時間:12時26分55秒

 シャッタースピード:1/1250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:京都府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 田園地帯を探鳥しながら歩いていたら30mほど前方の柿の木にノスリが止まった。 僕の姿は建物 の陰で死角になっていたのだろう。 周囲を見渡しながらしばらく無警戒にじっとしていた。 主に地上 のカエルやネズミを捕食するノスリだがこの柿の木に集まる野鳥たちを狙って縄張りにしているのかも 知れない。 飛び出しを狙ったが向こう側へ飛んでしまいそのまま見失った。
 なおも農耕地を進むと足元からジシギが飛び立った。 時期的にも他種の可能性は低い。 撮ってみ ると案の定タシギだった。 農耕地ではいつも同じパターンで撮るから毎回こういう画になってしまう。
 クサシギはここへ来るたびに同じ所で観察出来る。 よほどここが気に入っているのか今年の初めに も同じポイントで撮影している(フォトギャラリー第438回参照)。 ただ前回から1年近く経っているので 同一個体かどうかは分からない。 前回はすぐ飛んでしまったが今回は最接近しても遂に飛ばなかっ た。 人間は川の中までは入って来ないと学習したのだろうか。ク サシギを意識しながら川沿いを歩 いていたからかなり手前から鳥影に気付いていた。 初めはコガモみたいに見えだんだん近付くとイソ シギっぽく見え胸側に白色部が食い込んでいないのでクサシギと判った。
 そして農耕地での探鳥の終盤、ホオジロと思われる小鳥の群れを見つけてカメラを構えたらファイン ダーの中に猛禽が飛び込んで来たのでホオジロを捨てて猛禽の方を撮影した。 撮影中から直感して いたが思った通りハイタカだった。 小鳥たちを蹴散らしながらサッと飛んで来てサービス良く20mほど 先のブッシュの中に止まった。 ブッシュは耕作地の真ん中で接近出来ずどこに立っても草が被ったが かなり長時間じっとしていたので立ち位置を変えながら何回もシャッターを切って最もマシな画像を選ん だ。 手応えの無いままこれまたノスリの時と同様向こう側に飛び去りロストしてしまった。 実はこの時 は霧雨が降っていたから左手で傘を差しながら、右手にカメラを持ち片手で手持ち撮影した。 そういう 芸当が出来るのはカメラが軽いからで手ブレ補正機構のお陰(?)でほぼブレも無い。 理想を言えば 左手でしっかりカメラをホールドして構えたいところだがカメラを濡らす訳には行かなかった。 傘を差 すという事は撮影を半ば諦めるという事だから少々の雨なら滅多に差すことは無いがこの時は想定以 上の降り方だった。 結局初めに見えたのがホオジロだったのかどうかは未確認のまま終った。


 コガモ:フォトギャラリー第363回他参照
 イソシギ:フォトギャラリー第501回他参照
 ホオジロ:フォトギャラリー第309回他参照



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