フォト_ギャラリー

2019年09月01日 [ 第491回 ]

 オバシギ,ダイゼン,オオソリハシシギ,アオアシシギ,キアシシギ,コオバシギ

 

 

 オバシギ(幼鳥) Great Knot Calidris tenuirostris

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:28.5cm

 翼開長:57.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息地:干潟、河川、水田、海岸など。

 食性:ゴカイ、甲殻類、貝類など。

 フォトギャラリー:第190回参照 

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年8月16日

 撮影時間:13時37分21秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2019年8月16日

 撮影時間:13時43分13秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 

 

 ダイゼン(冬羽に移行中) Grey Plover Pluvialis squatarola

 分類:チドリ目 チドリ科

 全長:29.0cm

 翼開長:59.0cm

 分布:全国で旅鳥または冬鳥。

 生息環境:干潟、河口など。

 食性:ゴカイ、甲殻類、昆虫など。

 フォトギャラリー:第466回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年8月16日

 撮影時間:13時46分44秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2019年8月16日

 撮影時間:13時46分45秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2019年8月16日

 撮影時間:13時46分48秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 オオソリハシシギ Bar-tailed Godwit Limosa lapponica

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:39.0cm

 翼開長:70.0〜80.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:海岸、干潟、河口など。

 食性:ゴカイ、貝類、甲殻類など。

 レッドリスト:絶滅危惧U類(VU)

 フォトギャラリー:第319回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2019年8月16日

 撮影時間:13時11分26秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 アオアシシギ(夏羽) Common Greenshank Tringa nebularia

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:32.0cm

 翼開長:68.0〜70.0cm

 分布:全国で旅鳥。局地的に越冬。

 生息環境:水田、河川、干潟など。

 食性:甲殻類、昆虫、魚類など。

 フォトギャラリー:第400回他参照 

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年8月16日

 撮影時間:13時05分34秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 キアシシギ(夏羽) Grey-tailed Tattler Heteroscelus brevipes

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:25.0cm

 翼開長:60.0〜65.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:海岸、干潟、河川、水田など。

 食性:甲殻類、貝類、昆虫など。

 フォトギャラリー:第470回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年8月16日

 撮影時間:13時32分01秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 コオバシギ(?) Red Knot Calidris canutus

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:24.5cm

 翼開長:59.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息地:干潟、河川、水田、海岸など。

 食性:ゴカイ、甲殻類、貝類など。

 フォトギャラリー:初登場 

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2010年9月7日

 撮影時間:15時02分10秒

 シャッタースピード:1/320秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D40

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 シギチの秋の渡りシーズンがやって来たうえ台風一過と干潮が重なったので大阪南港野鳥園を覗き に行った。 相変わらず陽炎が酷く遠方のものは半分諦め手前に来るものを中心に狙いを定めてい た。 しばらく観察していると狙い通りオバシギが足元に来た。 胸に黒色斑が密に有り肩羽に赤橙色 の羽毛が見えないので幼鳥と思われる。 手前の雑草が伸びていて余り近過ぎても草が被ったが割と 長時間サービスしてくれて短い距離を飛ぶシーンまで有った。 ちょっと意外な感じもするがまだフォト ギャラリーには4年半ぶり2回目の掲載だ(携帯電話待受画面サイズを除く)。
 ダイゼンは近くには来てくれなかったので遠方の画像だが割と見られる画質になった。 前回5月に 撮った時は春だったので夏羽に移行中だったが今回は逆に冬羽に移行中だ(フォトギャラリー第466 回他参照)。 似ているムナグロと勘違いしている人も居たが無理も無い。 遠方でも判りやすい識別 点は腋羽でダイゼンは黒いがムナグロは淡灰色なので飛びものを狙えば良い(下記拡大写真参照)。
 オオソリハシシギも遠方だったが諦めずに何枚か撮った中でこのカットは葦は被ったものの割とマシ な画質だった。 先日歩数計アプリの累計距離が3年半かけて1万kmを越えたと喜んでいたがオオソ リハシシギはわずか8日ほどで1万km以上をほぼ無休で飛び続けた事が確認されているのだとか(フ ォトギャラリー第485回参照)。 今日大阪を飛び去れば明日には奄美大島あたりまで飛んでいてもお かしくないという事になる。 更に1万kmと言えば直線距離でオーストラリアの南端のメルボルンを越え る。 択捉島の北端から与那国島の西端まで直線距離で3294kmある日本列島も本気を出せば余 裕で飛び越えてしまう様な野鳥だ。 ここに立ち寄ってくれただけでも有難いと思わねばならない。
 たまたま確認出来たのがオオソリハシシギだっただけでシギチの多くが赤道を越えて長距離を季節 移動する。 アオアシシギは足元に来てくれた。 あまり見た事が無い夏羽で嘴が黒くて細く見えたので コアオアシシギではないかと思ったくらいだった。 両種は冬羽も夏羽もよく似ているから厄介だ。 5月 に撮ったカラフトアオアシシギは図鑑によれば夏羽は違いが判りやすい羽色だし冬羽も今思えば足の 色が明らかに黄色味が強かった。
 キアシシギは数羽の小群がずっと足元に居た。 胸から脇に横斑が有るので夏羽には違いないが細 かい事を言えばこの個体は夏羽の後期に移行中と思われる(4月頃の夏羽早期には肩羽、雨覆に淡 色の羽縁が有るが後期には擦り切れて一様な灰褐色になるとされる)。
 冒頭で述べた通りこの日は台風が通過した翌日だったので珍鳥の飛来を期待していたところ思った 通り僕が現地に着く数時間前に大阪では珍しいセグロアジサシが沖を通過したそうだ。 僕はこの日 地元の山地を経由してからここに向かった。 野鳥はどこに何が来るか分からないからこの選択は仕 方が無い。もし直行していれば間に合ったかも知れないが「たられば」の話はナンセンスだ。 実際に 起きた事だけが現実の全てであってそれ以外の現実は存在しない。
 最後に9年前にここで撮った在庫写真。 コオバシギだが当時はD40だったし遠過ぎてこの画質だ から画像から識別した訳ではなく倍率の高いスコープを覗いていた人にあれがコオバシギだと教えても らって撮ったものだ。 図鑑によればオバシギとの違いはコオバシギは少し小さく嘴も短めなのと腰に 褐色斑が有り白くないのに対しオバシギは腰が白い(下記拡大写真参照)。 さすがに掲載がはばから れる様な酷い画だからいずれきちんと撮り直しをしようと思ってずっとお蔵入りさせていたが数少ない 旅鳥でその後全くチャンスが無く今日に至ったのでオバシギを載せたこのタイミングで恥ずかしながら 紹介しておくことにした。 気長にチャンスを待っていずれリベンジしたい。いずれそのうち・・・


 ムナグロ:フォトギャラリー第197回他参照
 コアオアシシギ:フォトギャラリー第400回他参照
 カラフトアオアシシギ:フォトギャラリー第465回参照


 拡大写真;ダイゼンの腋羽
 


 オバシギの腰
 



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