フォト_ギャラリー

2019年04月16日 [ 第458回 ]

 センダイムシクイ,アオゲラ,ビンズイ

 

 

 センダイムシクイ Eastern Crowned Warbler Phylloscopus coronatus

 分類:スズメ目 ムシクイ科

 全長:13.0cm

 翼開長:19.0cm

 分布:九州以北で夏鳥。

 生息環境:平地〜山地の林。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第289回他参照 

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年4月1日

 撮影時間:07時52分09秒

 シャッタースピード:1/1250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2019年4月12日

 撮影時間:13時57分57秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 アオゲラ(雄) Japanese Green Woodpecker Picus awokera awokera

 分類:キツツキ目 キツツキ科

 全長:29.0cm

 翼開長:49.0cm

 分布:本州で留鳥。日本固有種。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:幼虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第442回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年4月3日

 撮影時間:10時14分55秒

 シャッタースピード:1/125秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 ビンズイ(?) Olive-backed Pipit Anthus hodgsoni

 分類:スズメ目 セキレイ科

 全長:15.5cm

 翼開長:26.0cm

 分布:全国で漂鳥または夏鳥。

 生息環境:平地〜山地の草地、明るい林など。

 食性:昆虫、蜘蛛など。

 フォトギャラリー:第266回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年4月7日

 撮影時間:10時18分03秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2019年4月7日

 撮影時間:10時16分20秒

 シャッタースピード:1/3200秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 個人的な記録では夏鳥の過去最も早い渡来が相次いでいるなかセンダイムシクイもやって来た(フォ トギャラリー第454回・第456回参照)。 頭央線が見えないので外見で識別出来る画像ではないが特 徴的なさえずりを聞かせてくれた。 過去最も早い撮影記録は4月12日だったがこれも1枚目の時点 で更新した。 2枚目は後日同じ現場で撮ったものだがこちらは別カットで頭央線が確認出来た。
 アオゲラは地元では通年見られ個人的には8月を除き1月から12月まで撮影記録が有る。 逆に言 えば8月だけは未だ見ていない。 真夏の探鳥が苦手という僕の弱点のせいでもあるし野鳥は繁殖期 の方が非繁殖期より活動的だとか餌の少ない冬場の方が警戒心が弱いとかいう事も関係しているだ ろう。 ともかくそろそろアオゲラの繁殖期(4〜6月頃)に差し掛かったこの日、約2ヶ月ぶりにその姿 を捉えることが出来た。 しかし暗い針葉樹林の間隙という厳しい撮影条件で何とかこの画像だ。最近 のアカゲラ以来キツツキ科には苦戦している(フォトギャラリー第454回参照)。
 最後にビンズイだがこれはちょっと悩ましい画像だ。 ビンズイの特徴は耳羽の辺りの淡色斑とその 下の黒斑だがそれがほとんど無い様に見えるからひょっとすると類似の他種の可能性も排除出来な い。 もしそうならタヒバリでもなさそうだし珍鳥という事になるのでいずれレンジャーに確認したい。 ビ ンズイの幼鳥かなとも思ったが繁殖期は5月〜8月とされるから時季的にその可能性は低い(もちろん ゼロではない)。 図鑑によれば亜種ビンズイと近縁の亜種カラフトビンズイは背の縦斑が不明瞭で脇 の縦斑が細いとされる。 カラフトビンズイは意外にさほど珍しくない様で日本の亜種は全てカラフトビ ンズイだという指摘さえ有る。 だとするといつも我々が見ているのは亜種ビンズイではないという事だ から比較する亜種ビンズイの画像も手元に無い事になる。 「謎のビンズイ」と言うべきか「ビンズイの 謎」と言うべきか、この画像がビンズイで正しいとすれば(亜種ビンズイにせよカラフトビンズイにせよ) フォトギャラリーには約2年数ヶ月ぶり3回目の掲載で意外に少ない感じがする。


 タヒバリ:フォトギャラリー第159回参照



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