フォト_ギャラリー

2019年04月07日 [ 第455回 ]

 アカハラ,ベニマシコ,アオジ,ウグイス,カケス

 

 アカハラ(雄) Brown-headed Thrush Turdus chrysolaus

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:24.0cm

 翼開長:37.5cm

 分布:中部以北で夏鳥、その他で冬鳥。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:ミミズ、幼虫、木の実など。

 フォトギャラリー:初登場(携帯電話待受画面サイズを除く)

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2019年3月19日

 撮影時間:09時14分25秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ベニマシコ(雌タイプ) Long-tailed Rosefinch Uragus sibiricus

 分類:スズメ目 アトリ科

 全長:15.0cm

 翼開長:21.0cm

 分布:北海道で繁殖。本州以南で冬鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、林など。

 食性:木の実、種子、昆虫など。

 フォトギャラリー:第450回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年3月19日

 撮影時間:07時42分05秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR




 

 アオジ(雄) Black-faced Bunting Emberiza spodocephala personata

 分類:スズメ目 ホオジロ科

 全長:16.0cm

 翼開長:22.0cm

 分布:全国で漂鳥。

 生息地:平地〜山地の林、農地など。

 食性:昆虫、蜘蛛、草木の種子。

 フォトギャラリー:第444回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年3月19日

 撮影時間:08時11分53秒

 シャッタースピード:1/320秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ウグイス Japanese Bush Warbler Cettia diphone

 分類:スズメ目 ウグイス科

 全長:雄16.0cm 雌14.0cm

 翼開長:雄21.0cm 雌18.0cm

 分布:全国で漂鳥。

 生息環境:笹などの茂る林。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第426回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2019年3月19日

 撮影時間:09時04分35秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 カケス Eurasian Jay Garrulus glandarius

 分類:スズメ目 カラス科

 全長:33.0cm

 翼開長:50.0cm

 分布:九州屋久島以北で留鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の林。

 食性:木の実など。

 フォトギャラリー:第440回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年3月20日

 撮影時間:08時30分14秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 前回速報性を重視しサシバを前倒しして掲載したので今回は撮影日を遡る。 小雨のそぼ降る地元 の農耕地を歩いていたら土手にツグミ大の野鳥が見えた。 保護色でよく見えずどうせツグミだろうと 思ったが一応カメラを向けてみたら望遠レンズの向こうに見えたのは地元ではそこそこ珍しいアカハラ だった。 喉から前頸が白くないので雄成鳥と思われる(逆に言えば雌タイプはここが白い)。 珍しいと は言っても過去何度か撮影しているからてっきりフォトギャラリーにも何度か掲載しているものと思って いたが驚いた事に1000話を超えるフォトギャラリー史上過去1度も本編に載せた事は無く今回が初 登場だ(携帯電話待受画面サイズを除く)。 考えてみればそれだけ撮れていないということだから撮影 難易度の星を3個にした(東日本ではそこまで難しくないだろうけど)。
 この日の朝一最近見つけたベニマシコのポイントを通ったら期待通り数羽がホオジロと混群になって いるのを見つけた。 この個体は雌と思われる。 先日掲載した個体と同一の可能性も有る(フォトギャ ラリー第450回参照)。 この画像をよく見ると雨粒が写っているのが分かる。 この日は終日こんなス ッキリしない天気だった。
 開花した梅の木に止まっていたアオジを季節モノという事で掲載。 折しも新元号に決まった「令和」 の出典が万葉集の梅花の歌の序文とのことで結果的にタイムリー(?)な掲載となった。 ここにも雨滴 が写っている。
 次は珍しく電線に止まったウグイスだ。 もっとも声は聞こえなかったので他種の可能性もゼロではな い。 近くに開花した梅の木も有ったので梅に止まったウグイスの画も欲しくなってしばらく見張ってい たが小雨も降っていたし待ちくたびれて退散した。 丸一日張り込んでいればそういう画も撮れたかも 知れないが「梅に鶯」は花札の絵柄から広まってしまった誤解であって(あの絵はどちらかと言えばメジ ロ)藪の中を好むウグイス本来の習性とは異なるイメージだからそこまでする程のこだわりは無かった (フォトギャラリー第3回参照)。 事実まだそういうシーンに出会ったことは無い。 もしかして「梅に鶯」 の役が高いのも滅多に無い事だからだろうか? この日は天気に恵まれず冒頭のアカハラまでの短 時間で探鳥を打ち切ったが雨天でも朝9時過ぎまでにこれだけの野鳥の撮影が可能だという事が証明 出来た。
 翌日は同じエリアでカケスが何かをくわえているところが撮れた。 カケスは冬に備えて秋のうちにド ングリなどを貯食(蓄食)する習性が有るから蓄えておいたドングリを食べているのかと思ったがどうや らそうではなくヒノキの実の様に見える。 遠かったので画像を大きく引き伸ばしており解像度が悪い。  ドングリをくわえているところはもう少しクリアに撮ったことが有るが今回は撮影条件に恵まれなかっ た(フォトギャラリー第274回・第409回参照)。


 ツグミ:フォトギャラリー第335回他参照
 ホオジロ:フォトギャラリー第309回他参照
 メジロ:フォトギャラリー第436回他参照



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