フォト_ギャラリー

2019年04月11日 [ 第456回 ]

 ジョウビタキ,ツバメ,ツグミ

 

 ジョウビタキ(雄) Daurian Redstart Phoenicurus auroreus

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:14.0cm

 翼開長:22.0cm

 分布:全国で冬鳥。

 生息環境:住宅地、農耕地、林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第452回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年3月21日

 撮影時間:11時59分13秒

 シャッタースピード:1/320秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 

 ツバメ(中=雌、下=雄と思われる) Barn Swallow Hirundo rustica gutturalis

 分類:スズメ目 ツバメ科

 全長:17.0cm

 翼開長:32.0cm

 分布:九州以北で夏鳥。一部越冬。

 生息環境:住宅地、農耕地など。

 食性:昆虫など。

 フォトギャラリー:第398回他参照

 撮影難易度:★☆☆☆☆


 撮影日:2019年3月21日

 撮影時間:12時31分26秒

 シャッタースピード:1/320秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2019年4月1日

 撮影時間:06時50分28秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2019年4月1日

 撮影時間:06時51分06秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ツグミ Dusky Thrush Turdus naumanni

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:24.0cm

 翼開長:39.0cm

 分布:全国で冬鳥または旅鳥。

 生息環境:平地〜山地の林、農地など。

 食性:昆虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第335回他参照

 撮影難易度:★☆☆☆☆


 撮影日:2019年3月21日

 撮影時間:06時56分03秒

 シャッタースピード:1/125秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 冬鳥と夏鳥が同日に撮れたらいいなと思って密かに狙っているがこの日ささやかながらそれが叶っ た。 秋のそれは去年ジョウビタキとキビタキで実現しているが春は記憶に無い(フォトギャラリー第41 8回参照)。 この日はまず先にジョウビタキが撮れた。 この個体は三列風切の羽縁と初列風切が褐 色がかって見えるので第1回冬羽辺りの若鳥と思われる。 成鳥はもっと黒いはずだ。 最近も話題に した通り第1回冬羽で既にこの羽色だからジョウビタキに関して言えば「雌タイプ」という言葉は必要無 い(フォトギャラリー第452回参照)。 つまり日本に渡来する時点で雌と見分けがつかない羽色の雄 若鳥は存在しないはずという事だ。
 夏鳥のツバメが撮れたのはその約30分後だった。 上空を旋回する姿に見とれてしばらくシャッター を切るのを忘れていたがハッと我に返って撮影した(本種1枚目)。 没になってもおかしくない酷い画 だが今季初認だったので初モノということで掲載。 遠過ぎてこの画質だがこんな画像でも近縁種との 識別は可能だ。 ショウドウツバメやイワツバメは凹尾だし同じ燕尾のコシアカツバメは下尾筒が黒 い。 別亜種のアカハラツバメは体下面がこんなに白くない。 ただしツバメは完全な夏鳥ではなく一部 は越冬するとされる。 しかしこのエリアで越冬個体は見たことも聞いたことも無いからこの個体も越冬 していたのではなく渡来したものと思われる。 個人的に過去最も早い初認はこれまで3月27日だった が1週間近く更新した(フォトギャラリー第177回参照)。 本種2枚目と3枚目は後日撮影したもので番 いと思われる。 最外側尾羽が短めの2枚目が雌、長めの3枚目が雄と思われる(下記拡大写真参 照)。 なおイワツバメは明らかな越冬個体(12月)を撮影したことが有る(フォトギャラリー第338回参 照)。
 ツグミはこの日の朝一に撮れていた。 朝のうち小雨が降っていたので暗い画像だが無警戒にミミズ を捕食しているところだった。 野鳥は採餌中には警戒心が希薄になる傾向が有る。 こう見えてジョウ ビタキの仲間で同じヒタキ科だしヒタキ科に統合される前の古い分類でも同じツグミ科だったので両者 はけっこう近縁種だ。


 キビタキ:フォトギャラリー第419回他参照
 ショウドウツバメ:フォトギャラリー第71回参照
 イワツバメ:フォトギャラリー第361回他参照
 コシアカツバメ:フォトギャラリー第399回他参照
 アカハラツバメ:フォトギャラリー第247回他参照


 拡大写真;ツバメの尾羽
 ツバメ(雌)の尾羽
 

 ツバメ(雄)の尾羽
 



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