フォト_ギャラリー

2019年03月21日 [ 第450回 ]

 ジョウビタキ,ベニマシコ,シジュウカラ

 

 ジョウビタキ(雄) Daurian Redstart Phoenicurus auroreus

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:14.0cm

 翼開長:22.0cm

 分布:全国で冬鳥。

 生息環境:住宅地、農耕地、林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第446回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年3月10日

 撮影時間:06時59分23秒

 シャッタースピード:1/200秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 ベニマシコ(上=雌タイプ、下=雄) Long-tailed Rosefinch Uragus sibiricus

 分類:スズメ目 アトリ科

 全長:15.0cm

 翼開長:21.0cm

 分布:北海道で繁殖。本州以南で冬鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、林など。

 食性:木の実、種子、昆虫など。

 フォトギャラリー:第448回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年3月10日

 撮影時間:08時11分10秒

 シャッタースピード:1/320秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2019年3月14日

 撮影時間:16時16分42秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 シジュウカラ(雌と思われる) Japanese Tit Parus minor

 分類:スズメ目 シジュウカラ科

 全長:15.0cm

 翼開長:22.0cm

 分布:全国で留鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の林、公園など。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実、種子など。

 フォトギャラリー:第443回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年3月10日

 撮影時間:07時02分21秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 今季はジョウビタキ雄の姿が少なく感じていたから「ここに居たのか」とカメラを向ける。 思えばこの エリアには僕自身が今冬あまり来ていなかった。 渡去前の冬鳥たちを見ると「もうすぐ見られなくなる なぁ」と哀愁を帯びた一抹の寂しさを感じる。 そう言えば今季の始め去年の10月下旬、夏鳥のキビタ キがまだ居る内に渡来してくれ両者が同日に撮れたのを思い出す(フォトギャラリー第418回参照)。  じゃあ春はどうかと言えば個人的な記録では近畿圏におけるキビタキの初認は4月16日だからまだち ょっと早い。 逆にジョウビタキの最も遅い終認は4月12日だから微妙にオーバーラップしていないが また同日に見られる可能性は無いでもない。
 ベニマシコ雌タイプは遠かったのでこの画質だが2本の翼帯が目立つので肉眼でもすぐにそれと判っ た。 キャプションには雌タイプと書いたが顔に全く赤味が無いので雌の可能性が高い。 本種2枚目 の雄の方は同じポイントで数日後夕方になって撮影したものだ。 野鳥は早朝によく見られるが夕方も 見られる確率が高い。 野鳥の出が悪くて諦めて帰ろうとすると出て来たりする。そういう意味では諦め の悪い人ほどバードウォッチングに向いているとも言えるのではないだろうか(それは他の趣味につい ても言えるが)。
 先日シジュウカラの雌の画像が無いという反省をしたのであれ以来シジュウカラにも手抜きせずカメ ラを向ける様にしている(フォトギャラリー第443回参照)。 この個体は腹の帯が途中で切れている様 に見えるので幼鳥の可能性も有るかもと思ったが今年はまだ繁殖していないだろうし去年生まれなら 時季的にはとっくに第1回冬羽のはずなのでそうとも思えない(シジュウカラの第1回冬羽は成鳥とほぼ 同じで識別が困難と言われる)。 従ってこれは雌と思われる。 成鳥なら雌雄ともネクタイ模様は下尾 筒まで繋がっていなければならないがたまたま白い羽毛に隠れていたのかも知れない。 それともや はり特に換羽の遅れている幼鳥なのだろうか? 普段見慣れている野鳥だが改めて注目してみると案 外分かってないものだと気付かされた。


 キビタキ:フォトギャラリー第419回他参照



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