フォト_ギャラリー

2019年02月26日 [ 第445回 ]

 ミソサザイ,タゲリ,ケリ,余録;ヌートリア

 

 ミソサザイ Winter Wren Troglodytes troglodytes

 分類:スズメ目 ミソサザイ科

 全長:10.5cm

 翼開長:15.5cm

 分布:沖縄を除く全国で留鳥。

 生息環境:平地〜山地の河川、渓流、沢など。

 食性:昆虫、蜘蛛など。

 フォトギャラリー:第428回他参照 

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2019年2月18日

 撮影時間:08時25分46秒

 シャッタースピード:1/60秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1600

 撮影地:京都府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 タゲリ Northern Lapwing Vanellus vanellus

 分類:チドリ目 チドリ科

 全長:32.0cm

 翼開長:71.5cm

 分布:東北地方以北で旅鳥、それ以外で冬鳥。

 生息環境:水田、畑、河川、干潟など。

 食性:ミミズ、昆虫など。

 フォトギャラリー:第438回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2019年2月18日

 撮影時間:10時17分26秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:京都府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ケリ Grey-headed Lapwing Vanellus cinereus

 分類:チドリ目 チドリ科

 全長:36.0cm

 翼開長:75.0cm

 分布:中部・近畿で留鳥。その他地方で夏鳥または冬鳥。

 生息環境:河川、水田など。

 食性:昆虫など。

 レッドリスト:情報不足(DD)

 フォトギャラリー:第438回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年2月18日

 撮影時間:10時20分30秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:京都府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 去年の台風被害で倒木だらけの峠道を歩いていたら視界の端っこに気配を感じた。 辺りを探すと やはりミソサザイだった。 しかしきちんとカメラを構える余裕が無かったのでわずかに手ブレしてしま った。 手ブレと言ってもデジカメの特性なのかフィルムの様なブレ方ではなくて2重露光の様な画像に なった。 おびただしい倒木が未だ片付かない痛ましい山林だが身を隠す所が多いのでミソサザイにと っては好都合な環境なのだろう。 世の中がどうなろうとそれを逆手に取って逞しく生き残る者はきっと 出て来る。
 田園地帯に出ると定位置みたいなポイントでまたタゲリとケリに再会した(フォトギャラリー第432回・ 第438回参照)。 かなり広大な田園地帯だが何故か彼らは去年の12月以降いつも狭い範囲の同じ 所に居る。 ただケリの方は少し様子が変わって来た。 先月までは一目散に逃げて行ったのに今回 は甲高い声を発しながらやや攻撃的になっていた。 そろそろ営巣準備に入ったのだろうか。 以前に も述べたがタゲリとケリを遠目に見分けるポイントの一つは風切の羽先の色でこの様に飛翔時にはっ きりと見てとれる。 初列風切の羽先はタゲリが白いのに対しケリは黒い。 次列風切はケリが白一色 なのに対しタゲリは羽先が黒い。


 余録;ヌートリア

 指定:特定外来生物

 

 毛皮にするために輸入、飼育されたあげく採算がとれなくなると野外に放逐され特定外来生物として 防除される対象になった。 身勝手な人間の何たる被害者であることか・・



トップへ
戻る
前へ
次へ