フォト_ギャラリー

2018年12月12日 [ 第427回 ]

 ハイタカ,ミヤマホオジロ,カシラダカ

 

 ハイタカ(雄と思われる) Eurasian Sparrowhawk Accipiter nisus

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄32.0cm 雌39.0cm

 翼開長:60.0〜79.0cm

 分布:本州以北で留鳥または冬鳥。

 生息環境:森林、農耕地。

 食性:鳥類、小型哺乳類など。

 レッドリスト:準絶滅危惧(NT)

 フォトギャラリー:第426回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2018年11月29日

 撮影時間:09時00分23秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:京都府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 ミヤマホオジロ(雄) Yellow-throated Bunting Emberiza elegans

 分類:スズメ目 ホオジロ科

 全長:16.0cm

 翼開長:21.0cm

 分布:全国で冬鳥。

 生息地:山地の林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、草木の種子。

 フォトギャラリー:第426回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2018年11月30日

 撮影時間:11時20分54秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2018年12月1日

 撮影時間:09時33分45秒

 シャッタースピード:1/320秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 カシラダカ Rustic Bunting Emberiza rustica

 分類:スズメ目 ホオジロ科

 全長:15.0cm

 翼開長:24.0cm

 分布:本州以南で冬鳥。北海道で旅鳥。

 生息地:平地〜山地の林、農地など。

 食性:昆虫、蜘蛛、草木の種子。

 フォトギャラリー:第377回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2018年12月8日

 撮影時間:08時00分51秒

 シャッタースピード:1/160秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 ハイタカの雄と思われる個体は田園地帯の上空低いところをソアリングしていた。 頬の橙色がべっ たりと潰れて見えるので雄成鳥と思われるが雌雄の識別は実はプロにも難しいそうなので飽くまでこれ は推測だ。 なおハイタカは2回連続の掲載となり先日フォトギャラリー掲載回数でノスリに追い付かれ たが一歩リードした格好だ。
 11月末になってようやく今季初のミヤマホオジロ雄が撮れた。 ミヤマホオジロも前回に続き連続の 掲載だが雄は今季初掲載でこちらも掲載回数が多く今回で22回目となりノスリに追い付きそうな勢い だ。 二日続けて撮れたがいずれも淡色なので若鳥と思われる。 雌雄数羽の群れが居たがまだまだ 警戒心が強く30m以内には近寄らせてくれなかった。 しかも見通しの良い地面にはほとんど降りず 藪の周辺で落ち付かない様子だった。 当然の様に翌日もここに足を運んでみたらわずかに警戒心を 緩めたのか少しだけ近い距離で撮らせてくれた(2枚目)。 焦らなくてもこれから餌が少なくなって来る に従って次第に警戒心を解いてくれるだろう。 ミヤマホオジロの方は餌が減って大変な季節だが撮影 条件が良くなるはずだからミヤマホオジロには申し訳ないが野鳥ファンにとっては好都合だ。
 カシラダカは地味な存在なので「えーっと・・今季初認だっけ?」という程度の印象しか無い。 実はこ の2日前に撮影しているが過去最も早い個人的な初認は10月18日だったからだいぶ遅い。 今季は おしなべて冬鳥の渡来が遅いと感じるがその原因はこの時点でまだ北日本に寒波が来ていなかった からだと思われレンジャーも同意見だった。 野鳥が渡りを始めるきっかけには諸説あり餌の減少や 気温の変化という一般的な説の他に星座の位置を見て渡りを決意するなどという説も有るがどれが正 解かは永遠の謎だろう。 全部正解かも知れないし全部間違っているかも知れない。

 ノスリ:フォトギャラリー第423回他参照



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