フォト_ギャラリー

2018年12月02日 [ 第425回 ]

アカハシハジロ,オオワシ

 

 

 アカハシハジロ(雄繁殖羽) Red-crested Pochard Netta rufina

 分類:カモ目 カモ科

 全長:50.0cm

 翼開長:86.0cm

 分布:迷鳥または稀な冬鳥。

 生息環境:湖沼、河川など。

 食性:水草、甲殻類、貝類、水生昆虫、両生類など。

 フォトギャラリー:初登場

 撮影難易度:★★★★☆


 撮影日:2018年11月21日

 撮影時間:08時58分16秒

 シャッタースピード:1/1000秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:滋賀県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2018年11月21日

 撮影時間:08時59分18秒

 シャッタースピード:1/1000秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:滋賀県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 オオワシ Steller's Sea Eagle Haliaeetus pelagicus

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄88.0cm 雌102.0cm

 翼開長:220.0〜245.0cm

 分布:北海道、東北、日本海側などで冬鳥。

 生息環境:海岸、湖沼、河川など。

 食性:魚類、鳥類、両生類、哺乳類など。

 レッドリスト:絶滅危惧U類(VU)

 指定:天然記念物

 フォトギャラリー:第348回他参照

 撮影難易度:★★★★☆


 撮影日:2018年11月21日

 撮影時間:10時25分07秒

 シャッタースピード:1/200秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:滋賀県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 アカハシハジロは本来の分布域が東南ヨーロッパ、シベリア西部、北アフリカやインドなど日本から遠 く離れており図鑑によっては迷鳥扱いというほど観察例が少ない野鳥だが琵琶湖の湖北一帯では毎 年の様に観察されている事から日本唯一の定期的な渡来地ではないかと思われる。 ただしかつては 数羽の群れが見られたそうだが近年は1羽単位でしか見られない。 じゃあ毎年同じ個体が渡来して いるのかと思ったら年齢性別がまちまちでそれぞれ別々の個体らしい。 因みに幼鳥なら嘴に黒色部 が有るのでこれは成鳥だ。 実は数年前にもここで撮影のチャンスが有ったがタッチの時間差で撮り 逃がした苦い記憶が有って今回そのリベンジを果たす結果となった。
 先日に続きまた滋賀県で所用が有ったついでに湖北野鳥センターを訪れたら前面道路にさしかかっ た所で既に歩道に居並ぶカメラマンの姿が目に入った。 実は事前にアカハシハジロの情報は耳に入 ってしまっていたのできっとそうだろうなと思ったら正にその通りで道路から目の前の少し沖で他のカモ 達の群れの中で睡眠中だった。 事前に情報を知っていたとは言え僕の場合は「狙うと駄目」の法則が 有るので飽くまでも所用のついでというスタンスで「撮れればいいし撮れなくてもいい」という努めて軽い ノリで見に行った。 多数のホシハジロなどの群れの中に埋没していたが特徴の有る頭の色ですぐに 見分けがついた。 現地に到着するなり撮影を開始する事になったが顔を埋めて眠っていたので時お り目を覚まして顔を上げた瞬間を狙わねばならなかった。 しかも顔を上げても数秒でまた寝てしまうと いう事を繰り返した。 早く起きて活動を開始して欲しかったが潜水ガモなので採餌を始めるとそれは それで今度は頻繁に水中に潜ってしまいどこに浮き上がって来るか分からないのでそのたびにファイ ンダーで探し回らねばならなくなるはずだ。 聞けばいつものパターンだと採餌の時は沖の方へ行って しまいこんなに近くでは撮れないとの事だった。 眠りながらゆっくりと泳いでいるのか流されているの か結構うろうろと水面を動き回っていたから手前のススキが被ったり、早い時間には曇りがちで1時間 半も粘ってやっと日が差したと思ったら斜逆光だったりで、立ち位置を頻繁に探さねばならなかったが この日はむしろ撮影条件が良かったことになる。
 折角ここまで来て成果が1羽のカモだけという訳には行かず今シーズンも渡来してくれたオオワシも 一応押さえておきたかったし探鳥もしたかったので周辺を数キロも歩き回ってみたがタヒバリらしきもの (画像は人に見せられないほど酷いので割愛)が撮れた以外はこれと言って何も見られなかった。 そ んな訳で遠過ぎるオオワシを掲載。 アカハシハジロに負けず劣らずカメラマンの姿が多く相変わらず の大人気だった。


 ホシハジロ:フォトギャラリー第161回参照
 タヒバリ:フォトギャラリー第159回参照



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