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2018年10月30日 [ 第414回 ]

 クロツグミ,アオゲラ,オオムシクイ(?),余録;ニホンジカ

 

 クロツグミ(雌成鳥と思われる) Japanese Thrush Turdus cardis

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:22.0cm

 翼開長:34.0cm

 分布:九州以北で夏鳥。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:ミミズ、幼虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第290回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2018年10月17日

 撮影時間:10時23分51秒

 シャッタースピード:1/200秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 アオゲラ(雌) Japanese Green Woodpecker Picus awokera awokera

 分類:キツツキ目 キツツキ科

 全長:29.0cm

 翼開長:49.0cm

 分布:本州で留鳥。日本固有種。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:幼虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第390回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2018年10月17日

 撮影時間:07時48分41秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 オオムシクイ(?) Kamchatka Leaf Warbler Phylloscopus examinandus

 分類:スズメ目 ムシクイ科

 全長:10.0〜13.0cm

 翼開長:20.5cm

 分布:北海道で夏鳥、それ以外で旅鳥。

 生息環境:平地〜亜高山帯の林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 レッドリスト:情報不足(DD)

 フォトギャラリー:第392回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2018年10月17日

 撮影時間:07時46分10秒

 シャッタースピード:1/320秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 この日は目の前に野鳥たちが飛来する日だった。 画像は前後するがいつも行く現場に向かって歩 いていると道路に面した林でアオゲラの声がした。 しばらくその姿を追っているとこちらの姿を全く意 識していないかの様に目の前の木に飛んで来て止まった。 5mと離れていない。
 朝からサービスがいいなぁと思っていると今度はムシクイが同じ所に現れた。 鳴き声が聞こえなか ったので識別が難しいが時季的な条件と黄色味が少ないという弱い根拠によりオオムシクイっぽいと 見てキャプションはその内容を記載した。 図鑑によればメボソムシクイは8月下旬から9月上旬、オオ ムシクイは9月中旬から10月中旬に多いとされるが自然界にはイレギュラーも多いのでそれだけで断 定してしまうのは危険。 また野外識別が可能かどうかはともかくメボソムシクイはP10(初列風切の最 外側羽)と最長初列雨覆の長さの差(P10−PC)が最も大きいという。 酷似する野鳥種を無理に識 別しようとするのは間違いの元と考える人も居て単にムシクイとして片付けられる事も多いが僕は出来 るだけ最も可能性の高い種に絞りたいと考えて識別点を探求するタイプだ。 それが上達の近道だと 言う人も居る。
 それはさて置きしばらくその姿を追っているとアオゲラが戻って来てさっきより至近距離に止まった (画像はこの時のもの)。 このあと目的地に着いてからもいろいろな野鳥が目の前に現れた(画像は 割愛)。
 そして林の中を歩いていると数羽の野鳥の群れが現れた。 近過ぎて警戒され暗い茂みの中で撮影 条件に恵まれず撮れたのはこのページトップの雌タイプのみだが個人的には去年の春以来のクロツグ ミだった。 体下面の黒斑が明瞭なので幼鳥ではなく雌成鳥と思われる。


 余録;ニホンジカ
 どちらも角が有るので雄。角の分岐数から左は4歳、右は1歳。
 



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