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2018年02月20日 [ 第352回 ]

 ツグミ,マヒワ,余録;オオハム?,カラスバト?,オオミズナギドリ?

 

 ツグミ(ハチジョウツグミ?) Dusky Thrush Turdus naumanni

 分類:スズメ目 ツグミ科

 全長:24.0cm

 翼開長:39.0cm

 分布:全国で冬鳥または旅鳥。

 生息環境:平地〜山地の林、農地など。

 食性:昆虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第335回他参照

 撮影難易度:★☆☆☆☆


 撮影日:2018年2月5日

 撮影時間:09時37分23秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 マヒワ(雄) Eurasian Siskin Carduelis spinus

 分類:スズメ目 アトリ科

 全長:12.0cm

 翼開長:21.0cm

 分布:全国で冬鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、林など。

 食性:種子など。

 フォトギャラリー:第340回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2018年1月29日

 撮影時間:11時25分09秒

 シャッタースピード:1/1250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影はしたものの条件が悪くて同定が難しく没にしている画像は多い。 野鳥は自然界の生き物だ からいつも良い撮影条件に恵まれるとは限らない。 今回の画像もそんなどうしようもないもので、どう やらツグミには違いないと思われる苦しい画像だ。 さてこれがツグミだとして問題はその亜種で、亜種 ツグミかハチジョウツグミか微妙なところだ。 ただでさえツグミは個体変異が多く便宜的に淡色型と呼 ばれる色味の個体も存在するくらいだ(フォトギャラリー第180回参照)。 両亜種が交配した中間的な 個体も多いという。 この個体もどちらの亜種だとしても典型的な羽色ではなく識別が難しい。 ハチジ ョウツグミではないかと思われるがキャプションの内容は無難に種としてのツグミで記載しておいた。  実は全く別種の可能性も捨てきれないのでいずれプロに同定してもらう機会があれば訂正することに なるかも知れない。 ということで同様に不鮮明なため識別が困難で没にしている画像は多い。 そん な画像を下記余録にまとめてみた。 ま、早い話がNG総集編みたいなものだ。いずれも舳倉島または へぐら航路で撮影したものだ。

 何の脈絡も無いけどせっかく撮れたのでマヒワも載せておく。


 ハチジョウツグミ:フォトギャラリー第111回参照


 余録;識別困難な画像集

 
 

 

 オオハム

 シロエリオオハムは脇の後方に白斑は無く下尾筒基部に黒褐色の帯が有る。 上の個体は脇の後 方が白く見えるが下尾筒基部に帯らしきものが見える。 下の個体は下尾筒基部に帯は見えないが脇 後方は白く見えない。 どちらも相反する要素が出てしまっており同定が難しい。

 シロエリオオハム:フォトギャラリー第235回他参照


 

 

 カラスバト

 黒っぽい鳥なので光線状態が悪いと特徴が捉えにくくピンボケでは同定出来なくて当然。


 

 オオミズナギドリ

 オオミズナギドリは頭部の白色味が強いが光線状態によっては黒っぽく見えることが有る。 オオミズ ナギドリの可能性が高いがハシボソミズナギドリかハイイロミズナギドリの様にも見える。

 オオミズナギドリ:フォトギャラリー第299回他参照

 ハシボソミズナギドリ:フォトギャラリー第235回参照



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