フォト_ギャラリー

2017年06月17日 [ 第301回 ]

 アオハライソヒヨドリ

 

 

 アオハライソヒヨドリ(雄・若鳥) Blue Rock Thrush Monticola solitaries pandoo

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:21.0cm

 翼開長:35.0cm

 分布:迷鳥。

 生息環境:海岸や河川の岩場、農地など。

 食性:昆虫、爬虫類など。

 フォトギャラリー:初登場

 撮影難易度:★★★★★


 撮影日:2014年5月4日

 撮影時間:12時48分00秒

 シャッタースピード:1/125秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:400

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D40

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2014年5月4日

 撮影時間:12時01分06秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F6.3

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 今回は舳倉島で3年前に撮影した在庫写真だ。 アオハライソヒヨドリはイソヒヨドリの亜種で主に島 嶼部で稀に記録される。 こんな珍鳥をなぜ今まで非公開だったかと言うと、アオハライソヒヨドリはそ の名の通り腹が青いがイソヒヨドリの若鳥もこんな色になる時が有るとの意見も有ってイソヒヨドリの可 能性が否定出来ず確証が無かったからだ。 本種に限らず雄成鳥ならば分かり易いが若鳥や雌は分 かりにくいものが多い。 今年ようやくレンジャーに同定してもらう機会が有りアオハライソヒヨドリの若 鳥っぽいとの事だったので掲載するタイミングを待っていた。 実はこの撮影年に同じ舳倉島で成鳥も 記録されている様だが僕はこの若鳥しか見る事が出来なかった(この2枚が同一個体かどうかは不 明)。 なおアオハライソヒヨドリは亜種イソヒヨドリよりひと回り小さいとされる。 図鑑では種イソヒヨドリ の英名はBlue Rock Thrushだがむしろこれはアオハライソヒヨドリの英名であって亜種イソヒヨドリ はRed−bellied Rock Thrushが正しい様だ。 つまり英語圏から見ればアオハライソヒヨドリが種イ ソヒヨドリを代表する普通種であって日本ではありふれた普通種の亜種イソヒヨドリの方が珍鳥という事 なのだろう。


 イソヒヨドリ:フォトギャラリー第276回他参照



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