フォト_ギャラリー

2020年09月04日 [ 第580回 ]

 ハチクマ,アオゲラ

 

 

 ハチクマ(中間型雄) Honey Buzzard Pernis ptilorhynchus

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄57.0cm 雌61.0cm

 翼開長:121〜135cm

 分布:北海道〜九州で夏鳥。

 生息環境:山地の森林。

 食性:蜂などの昆虫、爬虫類、両生類、鳥類。

 レッドリスト:準絶滅危惧(NT)

 フォトギャラリー:第555回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2020年8月30日

 撮影時間:10時12分50秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年8月30日

 撮影時間:10時13分01秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 アオゲラ Japanese Green Woodpecker Picus awokera awokera

 分類:キツツキ目 キツツキ科

 全長:29.0cm

 翼開長:49.0cm

 分布:本州で留鳥。日本固有種。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:幼虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第527回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2020年8月30日

 撮影時間:08時08分13秒

 シャッタースピード:1/1250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年8月30日

 撮影時間:08時08分22秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 まだ気が早いとは思うがそろそろタカの渡りが始まるかも知れないので今回も近所の農耕地へ出掛 けた。 初めは遠方でトビが2羽じゃれ合っている様に見えたが念の為望遠レンズで見ているとだんだ ん近付いて来てそのうち1羽がどうやらトビではないらしいと気付いた。 しかし大きさはトビとほとんど 同じに見えたのでトビではないと思いつつやっぱりトビではないのかと半信半疑のまま何枚か撮影して 後で画像を確認してようやくハチクマと判った。 識別ポイントの初列風切の翼先分離が4枚しか無い 様に見えるが外側から5枚目(P6)と6枚目(P5)が換羽中の為と思われる(三列風切も一部換羽 中?)。 面白い事に飛ぶ時にバランスが崩れない様にタカ科に限らず左右対称の風切羽が同時に換 羽する様だ。 因みにもう1羽の方はやはりトビだった(画像は割愛)。 野鳥の大きさには雌雄の違い などにより個体差が有るが仮に小さいトビと大きいハチクマとを比べてもかなりの差が有るはずだ。  ましてこの個体は雄の様だから通常はどちらかと言えばもっと小型のはずだ。 恐らく特別大型の雄だ ったか僕の目の錯覚だったかのどちらかだろう(後者の可能性が高い)。 2羽(ハチクマとトビ)はソア リングを繰り返しながら視界から飛び去った。 渡りだったかどうかはグレーだが一般に換羽は渡りの 前に完了するとされるから渡りではなく僕が見ていないだけでずっとこの周辺で越夏していた個体かも 知れない。 そう言えば春ここで見た個体も同じ中間型の雄だったが偶然の一致だろうか(フォトギャラ リー第555回参照)。
 その少し前背後の林でアオゲラらしき声が聞こえた。 姿が見えず木々を見上げていると別方向から 別個体が飛んで来て近くに止まった。 強烈な逆光でどうしようも無い画しか得られなかったがソフトで 無理に補正したらどうにか人に見せられる(?)画になった。 前頭が見えないので雌雄は不明だ。 短 時間で2羽とも飛び去ってしまったが個人的には地元で久々のアオゲラだった。 近隣府県を含めれ ば今年1月以来だが大阪府下に限定すると去年7月以来1年1ヶ月ぶりとなる(フォトギャラリー第486 回・第527回参照)。 更にこの周辺での撮影となるといつ以来か思い出せないくらい久しぶりだ(アオ ゲラの撮影データを調べた限り間違ってなければ5年半ぶり)。 ひと頃は季節を問わず「またアオゲラ か〜」というくらい撮れていたが近年その姿を見る機会がめっきり減った。 それだけにここが撮影ポイ ントになり嬉しさもひとしおだ。


 トビ:フォトギャラリー第566回他参照



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