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2020年07月04日 [ 第566回 ]

 サンショウクイ(雄),チュウダイサギ,トビ,ツバメ,余録;卵の殻,ノシメトンボ,コノシメトン ボ,コシアキトンボ

 

 サンショウクイ(雄) Ashy Minivet Pericrocotus divaricatus

 分類:スズメ目 サンショウクイ科

 全長:20.0cm

 翼開長:28.0cm

 分布:本州、四国で夏鳥、九州で旅鳥、南西諸島で留鳥。

 生息環境:平地〜山地の広葉樹林など。

 食性:昆虫など。

 レッドリスト:絶滅危惧U類(VU)

 フォトギャラリー:第477回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2020年6月24日

 撮影時間:09時05分36秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 チュウダイサギ Eastern Great Egret Ardea alba modesta

 分類:ペリカン目 サギ科

 全長:89.0cm

 翼開長:130.0cm

 分布:本州以南で夏鳥。

 生息環境:湖沼、河川、水田など。

 食性:魚類、両生類など。

 フォトギャラリー:第502回他参照 

 撮影難易度:★☆☆☆☆


 撮影日:2020年6月22日

 撮影時間:09時55分17秒

 シャッタースピード:1/3200秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 トビ Black Kite Milvus migrans

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄58.5cm 雌68.5cm

 翼開長:157.0〜162.0cm

 分布:九州以北で留鳥。

 生息環境:海岸〜山地の農地など。

 食性:魚類、爬虫類、両生類、昆虫などの主に屍肉。

 フォトギャラリー:第563回他参照

 撮影難易度:★☆☆☆☆


 撮影日:2020年6月22日

 撮影時間:09時58分14秒

 シャッタースピード:1/3200秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ツバメ Barn Swallow Hirundo rustica gutturalis

 分類:スズメ目 ツバメ科

 全長:17.0cm

 翼開長:32.0cm

 分布:九州以北で夏鳥。一部越冬。

 生息環境:住宅地、農耕地など。

 食性:昆虫など。

 フォトギャラリー:第563回他参照

 撮影難易度:★☆☆☆☆


 撮影日:2020年6月29日

 撮影時間:09時06分38秒

 シャッタースピード:1/3200秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 野鳥撮影でよく有る失敗の一つは背景に露出が引っ張られた場合の補正だ。 通常使用される中央 部重点測光の場合充分に被写体が近くて画面内で大きくなければ背景で測光されてしまいメインの被 写体が露出オーバーになったりアンダーになったりしてしまう。 スポット測光で被写体を正確にロック オンすれば補正の必要は無いかも知れないが飛び回る野鳥相手だと非現実的だ。 そこで露出を補 正しなければならない訳だが瞬時に状況を判断して補正の操作をするのは不可能に近い。 以前にも 書いた通り僕の場合はあらかじめマニュアルモードをそういう設定にしておく。 チュウダイサギの場合 この状況で補正無しでAE撮影すると背景に合わせた露出になりチュウダイサギが露出オーバーで白 飛びしてしまうのでマニュアルモードに切り替えて撮影した。 もっともこの画像はそれでもなお露出オ ーバーだ。 余談だが飛び立つところを連写したらD5100の秒間4コマの連写とチュウダイサギの羽 ばたきの周期が同じだったので全部の画像が振り下ろした画になってしまった(下記連続写真参照)。  4年前トキを撮った時もこういう事が有った(画像は割愛)。 つまり彼らの飛び立つ時の羽ばたきは1 秒間に4回(4Hz)という事になる。
 トビの空抜けの場合はチュウダイサギとは逆に補正無しで撮ると露出アンダーになって黒ツブレして しまう。 この画像はマニュアル撮影したうえパソコンで更に補正した。
 トビと違ってツバメの場合は見つけてから補正を考える余裕は無いから予め飛びものを想定したマニ ュアル設定にしておいて撮影した。
 画像は前後するがサンショウクイは初め声だけが聞こえたがそのあと一旦静かになってしまい我慢し て待っていると近くの木に止まっているのが見つかった。 補正無しでAE撮影したのでやや露出オー バーだ。 白一色のチュウダイサギなら迷わずマイナス補正するがこういう野鳥の場合補正するとして もどっちにどの程度合わせるか悩ましいところだ。


 トキ:フォトギャラリー第236回参照


 連続写真;
 チュウダイサギの羽ばたき

 

 

 


 余録;

 
 卵の殻
 ウズラの卵大、黄褐色で無斑なのでコジュケイの卵と思われる。 中身の痕跡が見当たらないので無 事に孵化したあと何かの拍子に殻だけが路上に散乱した可能性も有る。


 
 ノシメトンボ


 
 コノシメトンボ


 
 コシアキトンボ



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