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2020年06月15日 [ 第562回 ]

 ゴイサギ,ケリ,ミサゴ,余録;トビにモビングするケリ,アサマイチモンジ,山本山から見た湖 北野鳥センターと琵琶湖水鳥湿地センター,山本山城の本丸跡,山本山から見た竹生島

 

 ゴイサギ Black-crowned Night Heron Nycticorax nycticorax

 分類:ペリカン目 サギ科

 全長:57.0cm

 翼開長:112.0cm

 分布:本州以南で留鳥または夏鳥。

 生息環境:湖沼、河川、水田など。

 食性:魚類、両生類、節足動物など。

 フォトギャラリー:第302回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2020年6月3日

 撮影時間:10時48分03秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:滋賀県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ケリ Grey-headed Lapwing Vanellus cinereus

 分類:チドリ目 チドリ科

 全長:36.0cm

 翼開長:75.0cm

 分布:中部・近畿で留鳥。その他地方で夏鳥または冬鳥。

 生息環境:河川、水田など。

 食性:昆虫など。

 レッドリスト:情報不足(DD)

 フォトギャラリー:第534回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2020年6月3日

 撮影時間:10時55分49秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:滋賀県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ミサゴ Osprey Pandion haliaetus

 分類:タカ目 ミサゴ科

 全長:雄54.0cm 雌64.0cm

 翼開長:155.0〜175.0cm

 分布:北海道から沖縄で留鳥。

 生息環境:河川、海岸、湖岸。

 食性:魚類。

 レッドリスト:準絶滅危惧(NT)

 フォトギャラリー:第502回他参照

 イラストギャラリー:第2号参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2020年6月3日

 撮影時間:14時53分28秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:滋賀県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 未だオッカナビックリだが久々に府県境を越えてプチ遠征した。 再開した湖北野鳥センターとその 周辺で探鳥したら例年と変わらずゴイサギやケリが飛んでいた。 どちらもこの近辺で繁殖しているも のと思われる。ケリはトビにモビングしていた(下記余録参照)。 相手はトビとは言え猛禽。 こんなに 体格差が有るのに果敢にテリトリーから追い出していた。
 そして時々見られるミサゴがオオクチバス(ブラックバス)の駆除に一役買っていた。 冬季にはオオ ワシもよくオオクチバスを捕らえる(フォトギャラリー第74回参照)。 このクラスの猛禽にとってはアユ などでは食べ応えが無いから狙いどころなのだろう。
 大麦畑が広がる農耕地でしばらく探鳥したあと目先を変えて山本山に向かった。 最初は登頂するつ もりは無くて麓付近で夏鳥を狙おうと思っていたが予想より野鳥の姿が無く気が付いたら標高324m の頂上を目指していた。 自分で言うのも変だが僕の性格的にそうなる事は何となく予感していた。し かし最近自宅近所ばかりだったので体がついて来ず久々のハードワークは相当キツかった。 結局6 年ぶりに麓の宇賀神社から標高差約220mを一気に登ったうえ、山頂に立ってからすぐ折り返して下 山すれば良かったのに北へ向かう縦走路を見つけてしまいそちらから下山しようと無計画に歩き始め たのが間違いの始まりだった(フォトギャラリー第136回参照)。 そちらの道は始めに100mほど下っ たあとは比較的平坦な自然歩道が延々と続き歩けど歩けど道は下りに転じず途中に有った下りの分 岐路は廃道同然の荒れ果てた状態でずるずると縦走路を歩く羽目に陥ってしまった。 看板によるとこ のまま行けば賤ケ岳まで行ってしまう。 だいぶ歩いてしまったのでここから戻るのもキツい。 しばらく 逡巡したあと来た道を戻る事にしたが約100mの登り返しも有って体力を無駄に消耗した。 これで野 鳥が見られれば良かったが声が聞こえるばかりで道中で見られたのは向こうが透けて見えるキツツキ の穴とトビの抜け落ちた羽だけという有り様。 しかもまだ暑くないので油断してペットボトル1本分の水 しか持ってなかったがほとんど飲み干して喉がカラカラになってしまった。 近畿の水瓶と言われる琵琶 湖畔でこんなに枯渇する事になるとは思わなかった。


 トビ:フォトギャラリー第278回他参照
 オオワシ:フォトギャラリー第528回他参照


 余録;
 
 トビ(下)にモビングするケリ(上)


 
 アサマイチモンジ
 山本山の麓で見つけた。 イチモンジチョウと似ているがよく見ると違う(フォトギャラリー第477回参 照)。


 
 山本山から見た湖北野鳥センターと琵琶湖水鳥湿地センター

 
 山本山城の本丸跡
 広角レンズを持って行かなかったのでこれだけ携帯電話で撮った。


 
 山本山から見た竹生島



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