フォト_ギャラリー

2020年06月06日 [ 第560回 ]

 チョウセンウグイス(?),オオルリ,キビタキ,余録;キンイロジョウカイ

 

 

 チョウセンウグイス(?) Manchurian Bush Warbler Cettia diphone borealis

 分類:スズメ目 ウグイス科

 全長:不詳

 翼開長:不詳

 分布:主に日本海側の島嶼部で少ない冬鳥または旅鳥。

 生息環境:笹などの茂る林。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実などと思われる。

 フォトギャラリー:初登場

 撮影難易度:★★★★☆


 撮影日:2020年5月21日

 撮影時間:10時23分30秒

 シャッタースピード:1/40秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:2000

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年5月21日

 撮影時間:10時23分31秒

 シャッタースピード:1/40秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:2000

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 オオルリ(上=雄、下=雌) Blue-and-white Flycatcher Cyanoptila cyanomelana

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:16.0cm

 翼開長:27.0cm

 分布:九州以北で夏鳥。

 生息環境:平地〜山地の川沿の林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第554回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2020年5月21日

 撮影時間:11時57分46秒

 シャッタースピード:1/60秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年5月21日

 撮影時間:11時59分02秒

 シャッタースピード:1/100秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 キビタキ(上=雌、下=雄) Japanese Bush Warbler Cettia diphone

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:14.0cm

 翼開長:22.0cm

 分布:九州以北で夏鳥。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第554回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2020年5月22日

 撮影時間:11時40分18秒

 シャッタースピード:1/320秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年5月22日

 撮影時間:11時41分20秒

 シャッタースピード:1/250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 地元ではちょっとにわかには信じ難い野鳥が撮れた。 暗い林の中だったので超高感度に加えスロ ーシャッターにならざるを得ずブレブレにザラザラ、しかもボケピン。 この時季このルックスで可能性 が高いのはキビタキの雌だが下嘴が黒くなく雨覆などに淡色の羽縁が見えない。 またオオルリの雌 にしても下嘴が黒くなく体下面が白っぽい。 僕にはニシオジロビタキっぽく見えたが自信が無かった のでレンジャーに見てもらったところヒタキ科は見当違いでウグイス科かヨシキリ科っぽく見えるが該当 する種が思い当たらないと言う。 ウグイスにしては体上面の褐色味が強いので一番近いのはチョウ センウグイスではないかとの事だった。 しかし眉斑が薄く見えるので同定には至らなかった(こういう 場合プロほど明言を避ける)。 つまり過去に日本国内で確認されたどの野鳥にも該当しないという事 になる。 こんな所(地元)に珍鳥なんか居るはずが無いと決めつけたくもなるが毎年の様に大阪のど こかで誰かが珍鳥を見つけているし実際大阪市内で何度かそういうのを撮影する機会は有った。 も ちろんSNSなどを駆使して情報を追い掛けていればそういう事も珍しくないし最近も書いた通り過去に は大阪周辺でコイカル、シマノジコ、キマユムシクイなど珍鳥と呼ばれる野鳥(フォトギャラリーでは星4 個以上)やそれに準ずる珍し系の野鳥たちを偶然見つけた事も有るからどんな可能性だってゼロでは ない(フォトギャラリー第123回・第231回・第410回など参照)。 過去を遡れば10年前、大阪南港 野鳥園のシベリアオオハシシギ騒動勃発の直前たまたま気付かず撮影していたという事も有った(フォ トギャラリー第46回参照)。 誰かが最初に見つける珍鳥、その最初の一人になるのは並大抵ではな い。 そういう星の下に生まれた人か特別なスキルを持っている人か誰よりも探鳥をしている人か、そ れとも僕みたいに何かに憑りつかれた人か(?)のいずれかだろう。 そんな訳で退屈しのぎの話のネ タにハテナ付きで掲載する事にした。 もし間違っていても命までは取られないんだからいずれ訂正す る羽目に陥るまでのお楽しみだ。 因みに翌日も探しに行ったが全くの空振りに終った。
 チョウセンウグイス(?)は結局この日のこの時しか姿が見られず現場でじっと待っているとオオルリ の雌雄が飛来した。 雌の方は何故か3mの至近距離まで寄って来た。
 キビタキは翌日同じ現場の少し離れた所で撮れた。 オオルリやキビタキはこの様に下嘴が黒い。


 ニシオジロビタキ:フォトギャラリー第380回他参照
 ウグイス::フォトギャラリー第551回他参照


 

 余録;キンイロジョウカイ

 最新の日本鳥類目録(第7版)に掲載されている野鳥種は633種だから全てを撮影出来ないまでも 頂上が見える所に有ると思えるが昆虫は3万種とも言われ余りにも途方も無い数字にドン引きしてしま いその世界に入って行くのは敷居が高い。



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