フォト_ギャラリー

2020年04月26日 [ 第550回 ]

 アオバト,コシアカツバメ,余録;ナミテントウ

 

 

 アオバト(上=雄) White-bellied Green Pigeon Treron sieboldii

 分類:ハト目 ハト科

 全長:33.0cm

 翼開長:55.0cm

 分布:九州以北で留鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の森林、海岸など。

 食性:木の実、種子など。

 フォトギャラリー:第549回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2020年4月16日

 撮影時間:07時57分01秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年4月21日

 撮影時間:10時54分17秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 コシアカツバメ Red-rumped Swallow Hirundo daurica

 分類:スズメ目 ツバメ科

 全長:19.0cm

 翼開長:32.0cm

 分布:九州以北で夏鳥。一部越冬。

 生息環境:住宅地、農耕地、海岸など。

 食性:昆虫。

 フォトギャラリー:第506回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2020年4月21日

 撮影時間:11時05分28秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 どっかから「またアオバトか〜」という声が聞こえて来そうだが近所の同じ現場続きだから野鳥種が偏 って新鮮味が無くなって来たと認めざるを得ない。 コロナウイルスの影響で遠出が出来ず仕方ない部 分もあるがアオバトは普段あまり撮れない野鳥なのでこうなったら開き直って撮れる時に嫌と言うほど 撮っておいてしばらくアオバト特集でも良いかなと気持ちを切り替えている。 逆に言えば今はアオバト を撮るならこのポイントという状況だ。 ほぼ鉄板で撮れる。 何か思うに任せない事態が起こっても自 分に出来る範囲でベストを尽くせば必ず道は開ける(実際にこうしてコラムも書けてる)。 と言う訳で今 回もめげずにアオバトを掲載。 第544回以降第547回を除き7回中6回の登場だ。 最近あまりにも 頻繁に同じ農耕地に行くものだから農家の人と顔馴染みになってしまい田圃の脇で立ち話をする様に なった(時節柄ちょっと距離を空けて立たねばならないのが不自由なところ)。 話題は必然的に野鳥 の話になりアオバトに興味を持って頂く様になった。 仕事の手を休めては意識して探しているそうだ。 こんなきっかけから野鳥ファンが増えてくれれば嬉しい。 ところでアオバトは海水を好んで飲むがここ は海の近くという訳ではない。 飛翔力は有るからそこそこ遠い所でもひとっ飛びだろうけどいつの間に どこの海岸まで行っているのだろうか? その頻度も謎だし何故海水を好むのかという事も謎だ。 食 物から得にくく不足しがちな栄養素を海水で補っているとも言われるが、それなら食性の似ている他の 野鳥もみんな海水を飲みに行くはずだ。 何故アオバトだけがそういう行動を取るのだろうか? 因み に海の近くの温泉には海水とほとんど同じ成分の所が有りアオバトがそういう温泉を飲むところが観察 される事も有ると言う。 逆に言えば海水を温めて入浴すればそういう泉質の温泉と同じ効能が期待出 来るはずだ(ボイラーを壊すだろうけど)。 なお蛇足ながら、よく温泉や火山の火口付近で硫黄の臭い がするなどと言う場合が有るが硫黄そのものに臭いは無い。 あの「玉子の腐った様な」と例えられる 臭いは硫化水素(硫黄と水素の無機化合物)の臭いだ。
 なおアオバトを含むハト科は雌雄とも素嚢から哺乳類みたいにピジョンミルクを分泌して吐き出し雛 に与える。 ピジョン(Pigeon)とはハトの英名だ。 キャプションの通りアオバトの英名はWhite-bellied  Green Pigeonで、これを直訳すれば白い腹の緑色のハトだ。
 そして今季初認のコシアカツバメがフォトギャラリーのマンネリ化に待ったを掛けてくれた。 こっちが 動けない時は野鳥の方が動いてくれる事を期待するしか無い。 先日のイワツバメに続きちゃんと撮れ なかった(フォトギャラリー第548回参照)。 ツバメ科はしばらく撮ってなかったので腕が訛ってしまっ たのかなぁ・・・? 


 余録;ナミテントウ
 



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