フォト_ギャラリー

2020年01月28日 [ 第528回 ]

 オオワシ,オオヒシクイ

 

 

 

 オオワシ Steller's Sea Eagle Haliaeetus pelagicus

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄88.0cm 雌102.0cm

 翼開長:220.0〜245.0cm

 分布:北海道、東北、日本海側などで冬鳥。

 生息環境:海岸、湖沼、河川など。

 食性:魚類、鳥類、両生類、哺乳類など。

 レッドリスト:絶滅危惧U類(VU)

 指定:天然記念物

 フォトギャラリー:第431回他参照

 撮影難易度:★★★★☆


 撮影日:2020年1月16日

 撮影時間:07時07分33秒

 シャッタースピード:1/40秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1600

 撮影地:滋賀県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年1月16日

 撮影時間:07時35分35秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:滋賀県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年1月16日

 撮影時間:14時31分10秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:滋賀県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 オオヒシクイ Middendorff's Bean Goose Anser fabalis middendorffii

 分類:カモ目 カモ科

 全長:100.0cm

 翼開長:170.0cm

 分布:本州以北で冬鳥。

 生息環境:湖沼、水田、湿地、河川など。

 食性:ヒシの実、水草、落ち穂など。

 レッドリスト :準絶滅危惧(NT)

 フォトギャラリー:第261回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2020年1月16日

 撮影時間:08時56分11秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:滋賀県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 最近足が遠退いていた琵琶湖へ久々に探鳥に行ってみた。
 まず夜明け前に山本山の麓に陣取り定番のオオワシを狙う。 そんな時間から熱心な野鳥ファンが 既に数名カメラをセッティングしていた(当然僕もその中の一人)。 夜明けと共にオオワシの姿が定位 置の木に止まっているのが見え幸か不幸か観察を始めて間もないまだ薄暗い内に湖面へ向かって飛 び立った。 画質が許容範囲ギリギリの高感度で撮ってもこのスローシャッターで飛び出しはブレブレ になってしまったので没。 飛びものは当然の成り行きで流し撮りになったので掲載(1枚目)。 飛び去 った方向に狙いを定めて待つこと30分。 ようやく戻って来た時にはだいぶ明るくなっていたので感度 を下げて撮ったが獲物は掴んでなかった(2枚目)。 定位置に戻ってしばらくすると糞をしたのですぐま た飛びそうな雰囲気だと思い観察していたがなかなか飛ばなかった。
 ここに居るのが分かっているオオワシだけでなく他の野鳥を探鳥したかったので一旦現場を離れて 早崎内湖ビオトープまで田園地帯を延々と歩いてみた。 この辺りを歩くと大抵何かが見つかるのにこ の日は全くだった。 しかも早崎内湖ビオトープには重機が入って作業中だったので数羽のカモが水草 の陰に隠れているのが垣間見えただけで何も撮影出来ず無駄に往復してしまった。
 このままではオオワシだけで1日が終ってしまう。 普通に考えればそれだけでも充分だけど貪欲な 僕は仕方なく湖北野鳥センター前から見える範囲でカモ類を撮影した。 その中の一つオオヒシクイを 採用。 とんでもなく沖の彼方にはオオハムも発見されていたそうだが点にしか見えないとの事でセン ターに設置されている倍率の高いフィールドスコープや双眼鏡でどんなに目を凝らして探しても全く見つ からなかった(そんな状況でどうやって識別したんだろうか・・・?)。 シロエリオオハムならへぐら航路 で何度か撮影しているがオオハムは自分で識別可能な解像度ではまだ撮れていない。 もちろん点に しか見えないものを撮っても同じ事なので今後の宿題という事で楽しみに取っておく事にした。
 ところで浮力と揚力を混同している事例を時々見かけるのでここで勉強しておこう。 上記のオオヒシ クイの様に比重の違いにより水に浮く静的な力を浮力と言いオオワシの様に滑空したりして動いている 物体に働く持ち上げる力を揚力と言う。 簡単に言えば気球は浮力、飛行機は揚力で飛ぶ。
 山本山の麓に戻ってみるとオオワシは木に止まったままで揚力が働いていない状態だった。 結局こ の日は朝の1度しか飛ばなかったそうだから結果だけ見れば撮影効率は良かった訳だ。 日が差して 来たので止まりものもしっかり撮ってほとんど動かない動画まで撮った。


 シロエリオオハム:フォトギャラリー第235回他参照



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