フォト_ギャラリー

2020年01月21日 [ 第526回 ]

 ウグイス,ルリビタキ,アカゲラ,ベニマシコ

 

 

 

 ウグイス Japanese Bush Warbler Cettia diphone

 分類:スズメ目 ウグイス科

 全長:雄16.0cm 雌14.0cm

 翼開長:雄21.0cm 雌18.0cm

 分布:全国で漂鳥。

 生息環境:笹などの茂る林。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第492回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2020年1月14日

 撮影時間:09時44分37秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年1月14日

 撮影時間:09時44分51秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年1月14日

 撮影時間:09時44分59秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 ルリビタキ(雄) Red-flanked Bluetail Tarsiger cyanurus

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:14.0cm

 翼開長:22.0cm

 分布:全国で漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:昆虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第521回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2020年1月14日

 撮影時間:10時50分49秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年1月14日

 撮影時間:10時51分14秒

 シャッタースピード:1/1250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 アカゲラ(雌) Great Spotted Woodpecker Dendrocopos major hondoensis

 分類:キツツキ目 キツツキ科

 全長:24.0cm

 翼開長:38.5cm

 分布:九州以北で留鳥。

 生息環境:平地〜山地の林。

 食性:昆虫、幼虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第524回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2020年1月14日

 撮影時間:11時14分19秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 ベニマシコ(雌タイプ) Long-tailed Rosefinch Uragus sibiricus

 分類:スズメ目 アトリ科

 全長:15.0cm

 翼開長:21.0cm

 分布:北海道で繁殖。本州以南で冬鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、林など。

 食性:木の実、種子、昆虫など。

 フォトギャラリー:第509回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2020年1月14日

 撮影時間:11時16分20秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年1月14日

 撮影時間:11時53分01秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 この日は朝から段取りが悪くフィールドに出る事が出来たのは普段より何時間も遅かった。 バード ウォッチングのゴールデンタイムである早朝の時間帯を逃したので大きな期待はせずじっくりと探鳥す ると決めた。 ウグイスはあまり時間帯に関係無く動いてくれる。 足元の茂みからチャッチャッと地鳴 きが聞こえたので注視していると姿が見えた。 普段は藪から藪へ飛び回りながら鳴くがこの時はほぼ 一箇所に止まったままだった。 その行動を不審に思って後で画像を確認すると撮影時は気付かなか ったが木の実をくわえていた(2枚目の画像)。 キャプションに「食性:昆虫、蜘蛛、木の実など」と書い ている通り確かに図鑑では木の実も食べると解説されている。 しかしウグイスやムシクイは昆虫食の イメージが強い。 長年ウグイスを見て来たが実際に木の実を食べているところは初めて撮れた。 こ の後もう1個食べるところも撮れた(画像は割愛)。 ウグイスにしては比較的長時間じっとしていたの はここの木の実を食べる為だった。 因みに一般人(野鳥ファンじゃない人)から「近所でいっぱいさえ ずっていたウグイスが居なくなった。冬場どこに行ってしまうのか?」と質問されたことが有る。 多少は 季節移動するが恐らく今も近所のどこかに居るはずですよと答えた記憶が有る。 さえずりは有名だが 地鳴きは知名度が低い。 近所で地鳴きしていても気付かないのが普通だろう。
 少し離れたポイントではリョウブ(サルスベリ)と思われる木に止まったルリビタキが撮れた。 ルリビ タキも盛んに鳴いてくれるので見つけ易い。 青さに鮮やかさが足りない様に見えるので亜成鳥だろう か。 この雄は去年の暮れ頃からずっとここに縄張りを張っているものと同一個体と思われる(フォトギ ャラリー第519回参照)。
 そして最近頻繁に見ているアカゲラ。 今回は撮影条件に恵まれず野鳥ファンが最も嫌う曇天の空 抜け、しかも枝被り。 こればっかりは仕方が無い。
 この日のラストは今季まだ雄1羽しか見ていなかったベニマシコだがこちらも条件は悪くリョウブに止 まった1枚目は同定さえ迷う程のどてっ腹。 2枚目はだいぶ時間が空いているが同じ場所で再び見つ けたもので違うアングルから空抜け、しかも逆光。 ここまでバックライトが強いといかに多層膜コーティ ングされたレンズと言えど色収差が出てしまう。 画像ソフトで補正を試みてもRAWで撮った画像では ないので限界が有る。 D5100は圧縮RAWだからか仮にRAWで撮ってもさほど補正は効かない。  だから僕は通常FINEで撮影している。 因みにカメラのレンズは原理的には凸レンズ1枚でも結像す る。 実際のカメラのレンズが1枚ではなく複数のレンズが組み合わされているのは僕の認識が間違っ てなければ諸収差を補正する為だ。 光は波長(色)ごとに屈折率が異なるので1枚の凸レンズだけで はプリズムの様に光が分光されてしまいフィルム(イメージセンサー)面で結像した時に色ごとに像がズ レて色収差となって画像を乱す。 それを防ぐ為に凸レンズで分光された光を一旦凹レンズで補正しま た凸レンズで集光し結像するという手間な事をしている。 凹レンズも組み合わせているが全体として 凸レンズとなっていれば良い訳で複数の凸レンズと凹レンズを通る過程で色収差が補正されている。 更にニコンレンズの場合は非球面レンズを使用したりレンズ表面を多層膜コーティングで加工したりし て色収差が抑制されている。 それほど幾重にも対策が施されていてもなかなか完璧という訳には行 かない。


 初歩のバードウォッチング:鳴き声参照

 激論!投稿コーナー:003カメラ談義参照



トップへ
戻る
前へ
次へ