フォト_ギャラリー

2019年10月18日 [ 第503回 ]

 チョウゲンボウ,タシギ,ノビタキ,余録;ジシギ

 

 

 

 チョウゲンボウ(雄) Common Kestrel Falco tinnunculus

 分類:ハヤブサ目 ハヤブサ科

 全長:雄33.0cm 雌38.5cm

 翼開長:68.5〜76.0cm

 分布:全国で留鳥または冬鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、農耕地、河川など。

 食性:鳥類、小型哺乳類、昆虫など。

 指定:天然記念物(長野県十三崖のチョウゲンボウ繁殖地)

 フォトギャラリー:第431回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2019年10月7日

 撮影時間:12時52分05秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:滋賀県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2019年10月7日

 撮影時間:12時54分16秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:滋賀県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2019年10月7日

 撮影時間:12時54分27秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:滋賀県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 タシギ Common Snipe Gallinago gallinago

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:26.0cm

 翼開長:44.0〜47.0cm

 分布:全国で旅鳥または冬鳥。

 生息環境:水田、干潟など。

 食性:ミミズ、幼虫、甲殻類など。

 フォトギャラリー:第420回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年10月7日

 撮影時間:12時03分44秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:滋賀県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ノビタキ(雄・冬羽) Common Stonechat Saxicola torquatus

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:13.0cm

 翼開長:20.5cm

 分布:北海道などで夏鳥、その他で旅鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、農耕地など。

 食性:昆虫、蜘蛛など。

 フォトギャラリー:第416回他参照 

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年10月7日

 撮影時間:10時12分59秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:滋賀県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 滋賀県で用事が有りこの好機を捉えてまた湖北野鳥センターへ行き周辺で探鳥した。 但しいつも車 で行くところをこの日は電車を乗り継ぎ最寄り駅(河毛駅)からは歩いて行った。 この辺りでよく見るチ ョウゲンボウの雄成鳥が田圃でキリギリスと思われる昆虫を捕まえて電柱に止まった。 僕が接近する と横取りされると思ったのか遠い電柱まで飛んだ。 逆光で空抜けだったのでディテールがよく見えず 画質も期待していなかったが思ったよりクリアに撮れていて画像を見て初めて同定出来た。
 田園地帯を歩いていると足元からいろんな野鳥が驚いて飛び立ちアッと言う間に飛び去ってしまっ た。 そんな中から何とか撮れたタシギの飛びもの。 足元に居ても保護色で見えないからどうしてもこ うなる。 翼後縁(次列風切の先端)の白帯が明瞭なので他のジシギ(オオジシギ、チュウジシギ、ハリ オシギなど)と識別出来る。 また下大雨覆もこの様に白さが目立つ。
 有難いことにノビタキの小群はそんなに逃げなかった。この個体は雄冬羽と思われる。


 チュウジシギ:フォトギャラリー第293回参照


 余録;ジシギ
 
 上記と同じ理由でこのジシギはタシギではない様に見える。 しかしそこからが問題でこの様に尾羽 が閉じている場合上記3種の識別は困難だ。 尾羽からの足指の突出が大きく見えるという弱い根拠 により僕はこれをハリオシギではないかと思った。 ハリオシギは寸詰まりで尾羽が短いから飛翔時は そう見えるとされる。 しかし画像が不明瞭だしレンジャーに見てもらったところ話は元に戻ってタシギ だろうとの判定。 次列風切の白帯は空抜けの光線状態によって飛んでしまったのではないかとのこ と。 チュウジシギとハリオシギは旅鳥だが春より秋に多いとされる。 しかしよく見られるのは9月まで でこの時季はハリオシギとしては遅いそうだ。


 撮影地風景;
 
 湖西の高島市で用事が有ったので湖西線の終点近江塩津駅で北陸本線に乗り換えて湖東に向か う。近江塩津駅は山に囲まれた寒村の駅で琵琶湖は見えない。 待ち時間が30分ほどあったが駅の 裏山からキツツキの声とドラミングが聞こえて来てのどかな時間だった。 たまにはこういうゆったりとし た時間を過ごすのもいいもんだと思った。

 
 やっと電車が来た。始発という事もあり乗客はまばら。

 
 湖北野鳥センターの最寄りの河毛駅で下車。最寄りと言っても6km以上ある。 レンタサイクルとい う手段も有るが道中の野鳥を狙って徒歩で向かう(コミュニティバスは廃止)。

 
 湖北野鳥センターへの往復の道中、伊吹山が顔見せ。 いかにも日本の農村といった風景が広が る。

 
 帰りは河毛駅から湖東を南下した。



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