フォト_ギャラリー

2019年09月11日 [ 第494回 ]

 カラフトアオアシシギ,オオメダイチドリ,キリアイ

 

 

 カラフトアオアシシギ(幼鳥) Nordmann's Greenshannk Tringa guttifer

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:30.0cm

 翼開長:不詳 

 分布:全国で稀な旅鳥。

 生息環境:干潟、河口など。

 食性:甲殻類、魚類、軟体動物など。

 レッドリスト:絶滅危惧TA類(CR)

 フォトギャラリー:第465回参照

 撮影難易度:★★★★☆


 撮影日:2019年8月31日

 撮影時間:10時25分49秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2019年8月31日

 撮影時間:10時28分52秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 

 オオメダイチドリ(幼鳥と思われる) Great Sand Plover Charadrius leschenaultii

 分類:チドリ目 チドリ科

 全長:24.0cm

 翼開長:56.0cm

 分布:全国で少ない旅鳥、九州以南で少数が越冬。

 生息環境:干潟、砂浜、河口など。

 食性:カニなど。

 フォトギャラリー:初登場

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2019年8月31日

 撮影時間:11時10分17秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2019年8月31日

 撮影時間:11時11分13秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 

 

 キリアイ Broad-billed Sandpiper Limicola falcinellus

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:16.0cm

 翼開長:37.0〜39.0cm

 分布:北海道、本州で旅鳥。

 生息環境:水田、河川、干潟など。

 食性:甲殻類、貝類、ゴカイ、ミミズ、幼虫など。

 フォトギャラリー:第230回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2019年8月31日

 撮影時間:11時15分34秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2019年8月31日

 撮影時間:12時01分30秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2019年8月31日

 撮影時間:12時05分20秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 5月に飛来したばかりのカラフトアオアシシギが再び大阪南港野鳥園に飛来した。 とは言っても今回 は幼鳥だから別個体。 この日は事前情報を仕入れた訳ではなく干潮のタイミングが良かったのでた またまここに来てみたらレンジャーが遠方の水際に見つけてくれた。 まさかこんな短期間の内に2度 も見られるとは思わなかった。 遠方だったが辛抱強く観察していると徐々に展望塔に近づいて来てく れた。2度目なのでだんだんアオアシシギとの違いが判って来た。 最も判りやすいアオアシシギとの 識別点は足の色で明らかに黄色味が強い。 また翼下面が白く見えテールバンドが目立たず尾が白っ ぽい。 1枚目の飛びものはこれらの特徴を網羅している。 カラフトアオアシシギのその他の特徴は 足が短く飛翔時に尾羽からの突出が小さい、第2趾と第3趾の間に大きく蹼が有るなど(フォトギャラリ ー第465回参照)。
 レンジャーが現場に居合わせるといろいろ見つけてくれるので盛り上がる。 個人的にこれまで縁の 無かったオオメダイチドリを見つけたのもレンジャーだった。 ややこしい事にこの日の干潟にはメダイ チドリも居て遠方のオオメダイチドリを見つけるのはアマチュアには難しかった。 両種の主な識別点 は嘴の長さでオオメダイチドリの方が長い(下記拡大写真参照)。 近ければかなりはっきりと違いの判 る長さだが遠方だと難しい。 その他オオメダイチドリは足が長く飛翔時に尾の先からの足の突出が大 きいとされる。 体も大きいが並んで立ってくれないとよく判らない。 雄夏羽ではメダイチドリには胸の 橙色部の上縁に黒線が有るがオオメダイチドリには黒線は無い。 しかしメダイチドリ雌にも無いから 黒線が有ればメダイチドリ雄と判るに過ぎない。 幼羽や冬羽では羽色に目立った違いは無い。 この 個体は体上面の羽縁が淡色なので幼鳥と思われる。 長らく行き違いになっていた野鳥だがピン甘な がらやっと撮れた。 数少ない旅鳥とは言え何年掛かったことか・・・。
 ここまででも充分な撮れ高だったがこの日は普段よりもシギチが近くまで接近してくれた。 キリアイ はたいてい1羽だけトウネンの群れの中に混ざっていたりする程度だが今回は2羽が共に行動してい て揃って近距離に来てくれた。 キリアイのツーショットなど撮れるチャンスはなかなか無い。 この日は 特にサービス良く2度ほど展望塔の足元まで来てくれた。
 いつも遠方に居るトウネンもつられてか足元まで来た。 小さい鳥なのでそういうチャンスは貴重だが ちょこまかとした動きに翻弄されてチャンスを生かしきれずボケピンになってしまったので画像は割愛し た。


 アオアシシギ:フォトギャラリー第491回他参照
 メダイチドリ:フォトギャラリー第466回他参照
 トウネン:フォトギャラリー第407回他参照


 拡大写真;
 
 オオメダイチドリの嘴


 
 メダイチドリの嘴



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