フォト_ギャラリー

2019年08月10日 [ 第487回 ]

 アオバズク,サンコウチョウ,オオルリ,余録;キリギリスの仲間,ヤブキリ,ヒメギス

 

 

 アオバズク(上左中=巣立ち雛、上右=雌成鳥、下=巣立ち雛) Brown Hawk-Owl Ninox scutulata

 分類:フクロウ目 フクロウ科

 全長:29.0cm

 翼開長:66.0〜76.5cm

 分布:九州以北で夏鳥。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:昆虫、鳥類、コウモリ、両生類など。

 フォトギャラリー:第481回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2019年7月26日

 撮影時間:10時43分37秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2019年7月26日

 撮影時間:11時00分27秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 サンコウチョウ(雄) Japanese Paradise Flycatcher Terpsiphone atrocaudata

 分類:スズメ目 カササギヒタキ科

 全長:雄45.0cm 雌18.0cm

 翼開長:28.0cm

 分布:本州以南で夏鳥。

 生息環境:平地〜山地の林。

 食性:昆虫。

 フォトギャラリー:第485回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2019年7月26日

 撮影時間:09時10分30秒

 シャッタースピード:1/100秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 オオルリ(雄) Blue-and-white Flycatcher Cyanoptila cyanomelana

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:16.0cm

 翼開長:27.0cm

 分布:九州以北で夏鳥。

 生息環境:平地〜山地の川沿の林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第486回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年7月26日

 撮影時間:09時16分30秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 いくら何でも雛が巣立った頃だろうと思い峠を越えて野鳥を定点観察出来る数少ないポイントへアオ バズクを見に行った。 2羽が巣立って両親の姿も有った。 成鳥の雌雄識別は僕には難しく現地で教 わった話では雄は目つきが藪睨みなことと雌は体下面の縦斑がハートマークに見えることで見分けら れるそうだ。 葉が生い茂っているので下から見えるポイントが狭い範囲に限られていて数人が立てる 程度の広さしか無かった。 窮屈だったしここじゃ皆と同じ画しか撮れないと思ったので1枚目を撮った あと場所を譲って複雑に入り組んだ枝葉の隙間を探し他の立ち位置を見つけて撮ったのが2枚目。  枝葉は被りまくったが近い所からエンゼルポーズが撮れた(この雛は1枚目の左側の個体)。
 なお毎年この木で営巣していたフクロウ(キュウシュウフクロウ)が今季は飛来はしたものの営巣には 至らなかったとの事で残念でもあり来季以降が心配でもある。
 途中の峠道で見つけたのがサンコウチョウとオオルリでオオルリについては雌と雄幼鳥の姿も有った (画像は割愛)。 峠は湿度が高く噴き出る汗を拭きながらの撮影となった。 しかもいかんせん暗すぎ てAFの作動が鈍くピントがなかなか来ず画質にも不満が残る。 オオルリはともかくサンコウチョウは 暗い林が好きな習性だからどうしてもこうなる。 しかし不鮮明な画像だからこそ本物の信憑性を感じさ せる事も有る。 折しもアポロ11号の月面着陸から50年ということで改めて当時の映像を観たがテレ ビ中継の画像は不鮮明で画質も悪いものだ。 しかしあれこそ迫真の映像だと感じる。 綺麗な画が撮 れればそれに越した事は無いが特に自然界が相手だとなかなか思う様に行かないのが通常だ。 「サ ンコウチョウはこういう所に居る野鳥」と割り切るしか無い(初心者の頃にピーカンの林縁部を飛んでい るのを見たことは有るが・・・)。 フォトギャラリーには去年までせいぜい年間2、3回くらいしか掲載出 来ていないが今年は既に5回目の掲載となった。 幸い今季は頻繁に見られているのでこれからの数 ヶ月が楽しみだ。


 キュウシュウフクロウ:フォトギャラリー第291回他参照


 余録;キリギリスの仲間
 
 ヤブキリ

 
 ヒメギス



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