フォト_ギャラリー

2019年(平成31年)04月30日 [ 第462回 ]

 クロツグミ,オオルリ,コサメビタキ,追記;天皇陛下御在位二十年記念500円硬貨

 

 クロツグミ(雌) Japanese Thrush Turdus cardis

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:22.0cm

 翼開長:34.0cm

 分布:九州以北で夏鳥。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:ミミズ、幼虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第460回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2019年4月17日

 撮影時間:09時52分27秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 オオルリ(雄) Blue-and-white Flycatcher Cyanoptila cyanomelana

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:16.0cm

 翼開長:27.0cm

 分布:九州以北で夏鳥。

 生息環境:平地〜山地の川沿の林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第461回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年4月18日

 撮影時間:13時16分57秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 コサメビタキ Asian Brown Flycatcher Muscicapa dauurica

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:13.0cm

 翼開長:21.5cm

 分布:九州以北で夏鳥。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:昆虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第394回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2019年4月18日

 撮影時間:12時12分13秒

 シャッタースピード:1/3200秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 先日証拠写真に終ったクロツグミの雄だったが今回雌ながらリベンジ出来た(フォトギャラリー第460 回参照)。 と言っても雄を撮ったポイントとは別の場所で、以前雌を撮影した正にそのポイントだ(フォ トギャラリー第414回参照)。 たまたま見ていた方向の木に止まったので気付く事が出来た。 雄なら 第1回冬羽でも褐色部分がもう少し黒っぽいはずだからこれは雌という判断だ。 体下面の黒斑が薄く 見えるので若鳥だろうか。 因みにカラアカハラの雌タイプは体上面に青灰色味が有り体下面の黒斑 が不明瞭。 またアカハラの幼鳥もよく似ているが大阪は繁殖地から遠く季節も違うのでその可能性は 限りなく低い。
 翌日も同じ撮影地に行ってみたらオオルリがヤマザクラに止まった。 残念ながら花の咲いている枝 先には止まらず絵的には取り立てて言う程の物にはならなかったがよく見ると昆虫をくわえていた。 な おオオルリはフォトギャラリーに3回連続の掲載となった(フォトギャラリー第460回・第461回参照)。
 そして近くの木には親に餌をねだる幼鳥みたいなコサメビタキが居た。 しかしコサメビタキの繁殖期 は5月から6月とされるので幼鳥のお目見えには少し早いし羽衣も幼鳥にしては幼羽が無い。 もしか すると雄に餌をねだる雌かも知れない。 近くに別個体も居た様だが残念ながら給餌するところまでは 観察出来なかった。 また一つ謎が増えてしまった。 野鳥の世界はどこまでも奥深く謎だらけだ。
 なお今回が「平成最後の」フォトギャラリーという事になった。 このキーワードは散々メディアに登場 し耳にタコが出来るほどだ。 明日からは「令和最初の」が流行語になるのだろうか・・・?


 カラアカハラ:フォトギャラリー第111回参照
 アカハラ:フォトギャラリー第455回参照


 追記;天皇陛下御在位二十年記念500円硬貨
 
 何年か前コンビニで買い物をした時に釣銭の中に混ざっていた。 サイズも質感も普通の500円硬 貨と全く同じなので受け取った時には気付かず後で財布の中身を見た時に偶然発見した。 記念貨幣 だから一般に流通しないので誰かが最初に使用した筈だが見たところ微細な傷が多数あり既に何人も の手から手へ誰にも気付かれないまま渡り歩いて来たものらしい。 表も裏も普通の500円硬貨とは 異なるデザインだが気付かないものだ。 ほんのちょっとした注意力で違いに気付くという事は探鳥の 世界でも日常的に有る。



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