フォト_ギャラリー

2019年01月26日 [ 第437回 ]

 チュウヒ,ウミアイサ

 

 

 

 チュウヒ Eastern Marsh Harrier Circus spilonotus

 分類:タカ目 タカ科

 全長:52.0cm

 翼開長:113.0cm〜137.0cm

 分布:全国で冬鳥。

 生息環境:草原、農耕地など。

 食性:小型哺乳類、両生類、鳥類など。

 レッドリスト:絶滅危惧TB類(EN)

 フォトギャラリー:第319回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2019年1月19日

 撮影時間:10時57分31秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2019年1月19日

 撮影時間:11時05分48秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2019年1月19日

 撮影時間:11時05分54秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 ウミアイサ(雌タイプ) Red-breasted Merganser Mergus serrator

 分類:カモ目 カモ科

 全長:55.0cm

 翼開長:76.5〜86.5cm

 分布:九州以北で冬鳥。

 生息環境:海岸、湖沼、河川など。

 食性:魚類、甲殻類など。

 フォトギャラリー:第164回参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2019年1月19日

 撮影時間:16時12分07秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 この日久々に大阪南港野鳥園を訪れたら幸先良くチュウヒが飛んでくれた。 幸先良すぎて展望塔に 着いてカメラを据え「さぁこれから野鳥を探すぞ」とスタンバイする寸前に飛来したものだから大慌てで 撮影を開始した。 しかし慌て過ぎて証拠写真しか撮れず思わず笑ってしまった程だった。 気を取り 直してスタンバイすると今度はタイミング良く視界に戻って来て目の前の葦原に降りてくれた。 最初の カットは戻って来た時のもので以降のカットは葦原の中でごそごそと魚の死体を突いたあと再び飛び立 った時のものだ。
 ところでこの日はツクシガモを狙って関東方面から来たと思しき2人連れと出会った。 残念ながらツ クシガモは居なかったのでとても残念そうにしておられた。 確かに数日前にここで記録が有った様だ が僕も個人的には2年前からその姿は見ていない。 大阪南港野鳥園の常連客にとっては見慣れた 野鳥だが個人的にここ数年地元の山間部に探鳥の重心を置いているのでツクシガモに限らずカモ科と 出会うチャンスは少ない。 だから次のウミアイサも個人的には2年ぶりの撮影でその時は没にしたの でフォトギャラリー掲載は4年ぶりとなってしまった。 ウミアイサはいつも遠くて今回もそうだがその時 も遠過ぎて今回以上に証拠写真だったので没にした経緯が有る。 今回も没にしてもおかしくなかった が長らく載せていないので没にするのは思いとどまり閉館間際の夕方まで頑張った中で最終盤の画を 載せることにした。
 なお先日環境省がレッドリスト2019を発表した。 前述のチュウヒは変わらず絶滅危惧TB類のま まだが驚いた事にトキが野生絶滅から絶滅危惧TA類に改善となった。 野外個体数が2008年時点 の10羽から今年1月21日現在353羽まで増えたからだという。 しかし個人的な意見だがこれには 手放しで喜べない。 人為的に飼育放鳥された経緯が有る以上それは純然たる自然界の姿から遠い というのが僕の意見だ。 ここまで個体数を戻すまでには筆舌に尽くせない努力が有ったものと理解し た上で敢えて言うなら一度絶滅してしまったものをそんな軽いノリで絶滅しなかった事にしていいものか どうかはなはだ疑問ではある。 そうは言うものの勿論トキの復活を願わない訳ではない。 野生復帰 するのは良しとして絶滅したものは二度と元には戻らないという教訓の為に野生絶滅に留めておくべき ではなかったか? 


 トキ:フォトギャラリー第236回参照
 ツクシガモ:フォトギャラリー第216回他参照



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