フォト_ギャラリー

2018年11月26日 [ 第423回 ]

 ノスリ,ハイタカ

 

 ノスリ Common Buzzard Buteo buteo

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄52.0cm 雌57.0cm

 翼開長:122.0〜137.0cm

 分布:北海道〜四国で留鳥。その他で冬鳥。

 生息環境:平地〜亜高山の林。

 食性:小型哺乳類など。

 フォトギャラリー:第421回他参照


 撮影日:2018年11月12日

 撮影時間:09時37分38秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ハイタカ Eurasian Sparrowhawk Accipiter nisus

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄32.0cm 雌39.0cm

 翼開長:60.0〜79.0cm

 分布:本州以北で留鳥または冬鳥。

 生息環境:森林、農耕地。

 食性:鳥類、小型哺乳類など。

 レッドリスト:準絶滅危惧(NT)

 フォトギャラリー:第422回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2018年11月13日

 撮影時間:10時49分24秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 2日続けて猛禽が至近距離に現れた。 撮影地は異なるが連日予想外のシャッターチャンスに恵ま れた。 ただどちらも咄嗟の事でとにかく撮影を優先したので露出補正したりマニュアルに切り替えたり するのが間に合わず露出アンダーになってしまったのが心残り。 黒ツブレ(※)も覚悟したがどうにか 階調が残っていて何とかなりそうだったので現像ソフトで補正を試みた。 しかし無理に補正しても画質 が悪くなるだけなのでほどほどに抑えた。 逆光の空抜けという状況ならこんなふうに見えるのが自然 だからこれで良しとした。
 ノスリは朝いつもの撮影ポイントに向かって歩いていると突然目の前で飛び立ち一瞬で視界を横切り 飛び去ってしまった。 出来事としてはたったそれだけなのでこれ以上コメントする事も無い。
 ハイタカは翌日別のポイントで野鳥たちの出が悪くついつい油断して顔見知りの野鳥ファンとおしゃ べりをしていたらわずか30mほど先の木に飛来して止まるところが視界に入ったので慌てて撮ろうとし たものの近過ぎて1秒と経たないうちに飛び立ってしまい止まり物を取り損ね飛び去るところを何とか 押えたのでただの飛び物になってしまった。 まさかこんな近いところにハイタカが止まるとは思ってい なかったが過去を思い起こせばハイタカは周りの状況をあまり見ていないのか肝っ玉が座っているの か割とこういう事をするタカだ(フォトギャラリー第215回・第327回・第336回・第358回参照)。

 (※)黒ツブレ:露出が著しく足りないときデジタル画像データの暗部の階調(グラデーション)が失わ れて黒一色に塗り潰された様になる事。どんなに画像処理しても階調は得られない。逆に著しく露出オ ーバーのときは明部の階調が無くなり白飛びになる



トップへ
戻る
前へ
次へ