フォト_ギャラリー

2018年06月15日 [ 第381回 ]

 コホオアカ,マミチャジナイ,コイカル,アトリ

 いよいよ舳倉島の最終日を迎えた僕はまた夜明け前の4時に起床して夜逃げみたいに探鳥に出た (念の為申し添えておくと宿泊費は前夜の内に払っておいたから実際に夜逃げした訳ではないし出港 までは島から出られないのでその気が有れば簡単に御用となる)。  しかし早起きし過ぎてシャッター チャンスを逃していた。 と言うのも島を一巡して民宿つかさ付近に戻った所で同部屋の人と出くわし、 つかさ前の広場にコイカルが居たと聞いたのだ。 僕が外に出た時はまだ暗かったから気付かなかっ たのも無理は無い。


 

 コホオアカ Little Bunting Emberiza pusilla

 分類:スズメ目 ホオジロ科

 全長:13.0cm

 翼開長:不詳

 分布:主に日本海側の島嶼部で旅鳥または稀な冬鳥。

 生息環境:平地の林、草原、農地など。

 食性:昆虫、種子など。

 フォトギャラリー:第377回他参照 

 撮影難易度:★★★★☆


 撮影日:2018年5月10日

 撮影時間:06時51分59秒

 シャッタースピード:1/160秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 急いで戻ってみるとコイカルの姿は無く前日と同じくコホオアカやマミチャジナイが居た。


 

 マミチャジナイ(雄) Eyebrowed Thrush Turdus obscurus

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:22.0cm

 翼開長:37.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:平地〜山地の林。

 食性:ミミズ、幼虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第298回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2018年5月10日

 撮影時間:06時59分12秒

 シャッタースピード:1/250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 このマミチャジナイは顔に灰色味が有り脇の橙褐色も濃いので雄と思われる。 広場に関しては前日 から特に変わった様子は無い。 このぶんなら他の野鳥たちもまだ抜けていないだろう。 しばらくここ に陣取ることにして観察窓に腰を据えた。


 

 コイカル(雌) Chinese Grosbeak Eophona migratoria

 分類:スズメ目 アトリ科

 全長:19.0cm

 翼開長:18.5cm

 分布:主に関東地方以南で旅鳥または冬鳥。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:草木の種子など。

 フォトギャラリー:第123回参照 

 撮影難易度:★★★★☆


 撮影日:2018年5月10日

 撮影時間:07時06分59秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 そして7時を回ったころ噂のコイカルが広場の木に止まった。 雄は地元で見たことが有るが雌は雄 より珍しいとの事で僕も初見だ。 せっかく情報をもらっても見られなければ却って気持ちが滅入るから 見られて良かった。


 

 アトリ(雄夏羽) Brambling Fringilla montifringilla

 分類:スズメ目 アトリ科

 全長:16.0cm

 翼開長:25.5cm

 分布:全国で冬鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、林など。

 食性:木の実、種子など。

 フォトギャラリー:第372回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2018年5月10日

 撮影時間:07時54分48秒

 シャッタースピード:1/320秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 アトリは拍子抜けする様な普通種だが前日のカシラダカ同様ここまでくっきりした夏羽は近畿地方で はなかなか見られないから撮っておいた(フォトギャラリー第377回参照)。



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