フォト_ギャラリー

2018年04月07日 [ 第365回 ]

 ハイタカ,アオサギ,アオバト

 

 

 ハイタカ Eurasian Sparrowhawk Accipiter nisus

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄32.0cm 雌39.0cm

 翼開長:60.0〜79.0cm

 分布:本州以北で留鳥または冬鳥。

 生息環境:森林、農耕地。

 食性:鳥類、小型哺乳類など。

 レッドリスト:準絶滅危惧(NT)

 フォトギャラリー:第358回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2018年3月23日

 撮影時間:09時12分48秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:京都府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2018年3月23日

 撮影時間:09時12分54秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:京都府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 アオサギ(若鳥) Grey Heron Ardea cinerea

 分類:ペリカン目 サギ科

 全長:93.0cm

 翼開長:175.0cm

 分布:全国で留鳥または漂鳥。

 生息環境:海岸、湖沼、河川、水田など。

 食性:魚類、両生類、爬虫類など。

 フォトギャラリー:第360回他参照

 撮影難易度:★☆☆☆☆


 撮影日:2018年3月23日

 撮影時間:08時45分58秒

 シャッタースピード:1/1250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:京都府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2018年3月23日

 撮影時間:08時46分06秒

 シャッタースピード:1/1250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:京都府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 アオバト(雄) White-bellied Green Pigeon Treron sieboldii

 分類:ハト目 ハト科

 全長:33.0cm

 翼開長:55.0cm

 分布:九州以北で留鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の森林、海岸など。

 食性:木の実、種子など。

 フォトギャラリー:第360回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2018年3月27日

 撮影時間:14時52分14秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 最近ハマっているプチ遠征先で上空をハイタカが飛んでいるのが見えた。 この辺りの田園地帯では 小川の中や田圃の真中にも目を配らねばならないので漫然と歩いておれない。 細部のディテールが よく見えないので成鳥か幼鳥か判別出来ないが辛うじてハイタカである事は判る。 ソアリングを繰り返 していたが渡りの方向とは違い南下している様に見えた。 しかしハイタカには通常とは逆向きに渡る ものが存在するらしいのでその類いかも知れない。 通常タカの渡りは他の大多数の渡り鳥と同様春 には南西から北東へ向かい(北帰)、秋に北東から南西に向かう。 冬季には餌が減るので温暖な地 域へ季節移動するのが合理的だ。 しかし自然界は必ずしもそう単純な図式ではない。 ハイタカにお いては通常通りのパターンの他に「逆渡り」と呼ばれるパターンが有り秋に南西から北東へ向かい春に 北東から南西に向かうと言われる。 つまり今の時季に南下するものが居てもおかしくないという訳だ。  なぜそんな渡りをするのか不思議だ。 春は繁殖地に向かう目的が有るから理解しやすいが秋は餌 の豊富な南方へ向かった方が良さそうなものだからわざわざ北上する理由が分からない。 もし北の 方が餌が豊富なら食性の似た他のタカも同じ様にしそうなものだ。
 その30分ほど前、川の中に褐色味の有るアオサギが居た。 一瞬まさかムラサキサギかハシブトゴ イかと思うほど褐色味が強く見えた。 その羽色から若鳥と思われる。 まだ上嘴が黒っぽいのも若鳥 の特徴。サギ科の渡りは余り注目されないがアオサギなども多少は季節移動しているはずだ。 空高く 渡りをしているとしか思えないところを見ることも有る。
 アオバトは地元の里山で飛んだところを撮影した。 最近撮ったポイントからは数キロ離れている(フ ォトギャラリー第360回参照)。 前回掲載時もアオ繋がりでアオサギなどと共に掲載したがご丁寧に アオバトは鳴き声も「アオー」だ。 この辺りのエリアではごくたまにその声を聞くことも出来る。 アオバ トの羽は抜けやすくタカなどに襲われた時にもトカゲの尻尾みたいに羽が抜ける事により捕獲を逃れる 事が出来ると言われる。


 ムラサキサギ:フォトギャラリー第140回参照
 オガサワラハシブトゴイ:イラストギャラリー第7号参照



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