フォト_ギャラリー

2018年03月03日 [ 第355回 ]

 トラツグミ

 

 

 

 トラツグミ Scaly Thrush Zoothera dauma

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:29.5cm

 翼開長:47.0cm

 分布:全国で留鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の暗い林など。

 食性:ミミズ、幼虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第354回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2018年2月14日

 撮影時間:16時52分08秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2018年2月14日

 撮影時間:17時00分42秒

 シャッタースピード:1/160秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2018年2月14日

 撮影時間:17時14分01秒

 シャッタースピード:1/200秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 前回に続いてまたトラツグミだが同じポイントへ見に行った訳ではない。 この日は遠方まで65113 歩45.579kmも歩いて1日の歩数としては個人記録を更新したが肝心の野鳥はほとんど撮れずぐっ たり疲れて自宅近くまで戻って来たところだった。 山道から農村の小さな集落に出て来た所で前方の 路上をウォーキングでニワトリみたいにトコトコと小走りに逃げる野鳥の後ろ姿が目に止まった。 野鳥 がそんな走り方をする姿はあまり見たことが無かったのでレンズを向けてみた。 藪の中へ逃げ込む 前に振り向いて横顔を見せてくれたのはまたしてもトラツグミだった。 ここまで一日中歩き続けて疲労 困憊していたがその疲れが一瞬で吹き飛んだ。 しかもこのあと2羽が同時に見られたので最初の1 羽が2羽目以降と重複しているとしても少なくとも2羽以上入っていることになる。 黒斑の特徴からい ずれも雄と思われる。 2羽目(2枚目の写真)は田圃の上の土手で例の腰振りダンスをしながら採餌 していた。 3羽目はその撮影中に違う方向に現れたもので背景に農家の屋根が写り込んでしまった。  知らない人の家にカメラを向けるのははばかられる(誤解を招く恐れも有る)ので数枚しか撮影出来 なかったがどのみち近過ぎてすぐに飛び去ってしまった。保護色で輪郭のはっきりしない画になりがち な野鳥だがこういう背景だと引き立つ。 暗い林の中を好むトラツグミが立て続けに山村の明るい所で 撮影出来たこと自体が驚きだ。 丸一日成果の無いまま山越え谷越え歩きに歩いて最後にこんな結末 が待っていようとは思いも寄らなかった。 実はこの日は知らない道を歩いていて途中で道を間違え3 0分ほどタイムロスして気分が滅入っていた。 もし道に迷わず帰って来ていたら30分の時間差で出 会っていなかったかも知れないから結果オーライとなった。 ここは前回のポイントから直線距離で2〜 3km離れた所だから全く別個体と思われるが前回ポイントではその後ぱったりと姿を見ていないので いずれかが同一個体という可能性も有る。
 なお今回トラツグミがウォーキングしていたのでツグミはどんな歩き方をしていたっけと思い後日ツグ ミを見つけた時に改めて観察してみたらウォーキングとホッピングを交えて歩いていた。 ツグミの歩き 方なんか案外ちゃんと観察した事が無かった。 なおトラツグミもウォーキングだけでなくホッピングす ることも有る様だ。


 ツグミ:フォトギャラリー第352回他参照



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