フォト_ギャラリー

2017年12月13日 [ 第336回 ]


 ハイタカ,アカゲラ,マヒワ,ベニマシコ,カシラダカ

 

 

 ハイタカ(幼鳥?) Eurasian Sparrowhawk Accipiter nisus

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄32.0cm 雌39.0cm

 翼開長:60.0〜79.0cm

 分布:本州以北で留鳥または冬鳥。

 生息環境:森林、農耕地。

 食性:鳥類、小型哺乳類など。

 レッドリスト:準絶滅危惧(NT)

 フォトギャラリー:第333回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2017年11月30日

 撮影時間:10時44分29秒

 シャッタースピード:1/1250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2017年11月30日

 撮影時間:12時22分47秒

 シャッタースピード:1/1250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 アカゲラ(雌) Great Spotted Woodpecker Dendrocopos major

 分類:キツツキ目 キツツキ科

 全長:24.0cm

 翼開長:38.5cm

 分布:九州以北で留鳥。

 生息環境:平地〜山地の林。

 食性:昆虫、幼虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第276回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2017年11月30日

 撮影時間:10時22分40秒

 シャッタースピード:1/1250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 マヒワ(雄) Eurasian Siskin Carduelis spinus

 分類:スズメ目 アトリ科

 全長:12.0cm

 翼開長:21.0cm

 分布:全国で冬鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、林など。

 食性:種子など。

 フォトギャラリー:第328回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2017年11月30日

 撮影時間:09時50分55秒

 シャッタースピード:1/1250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





  

 ベニマシコ(雌タイプ) Long-tailed Rosefinch Uragus sibiricus

 分類:スズメ目 アトリ科

 全長:15.0cm

 翼開長:21.0cm

 分布:北海道で繁殖。本州以南で冬鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、林など。

 食性:木の実、種子、昆虫など。

 フォトギャラリー:第274回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2017年11月28日

 撮影時間:10時21分50秒

 シャッタースピード:1/1000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 カシラダカ Rustic Bunting Emberiza rustica

 分類:スズメ目 ホオジロ科

 全長:15.0cm

 翼開長:24.0cm

 分布:本州以南で冬鳥。北海道で旅鳥。

 生息地:平地〜山地の林、農地など。

 食性:昆虫、蜘蛛、草木の種子。

 フォトギャラリー:第330回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2017年12月4日

 撮影時間:09時31分58秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1600

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D40

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 行きつけのポイントでエナガの群れを観察していると突然(いつも突然だが)大きな鳥影が視界を横 切って30mほど先の木に止まった様だった。 確かに止まったはずなのに保護色で木陰に紛れてしま って全く見えない。 仕方なく駄目もとで闇雲にシャッターを切って画像を見ると酷く枝の被った姿がどう にか確認出来た。 一瞬オオタカだと思ったがよく見るとハイタカの様だ。 最近タカに好かれているの か頻繁にこういうチャンスに恵まれているが人間を強く警戒するタカがこんなに近い木に止まるのは極 めて珍しい。 (フォトギャラリー第327回参照)。 しかしすぐに飛び去ってしまいハイタカが飛来したせ いで小鳥たちの姿も消えてしまったので場所を変えて付近を探鳥しているとまたハイタカが現れた。  ほぼ目線と同じ高さの割と近いところをソアリングしてくれたが曇り空で光線が弱く期待したほどの画質 は得られなかった。 上記2羽は同一個体の可能性が高いがいずれもその大きさと全体的な印象から 最初はオオタカと思った。 しかし以下の根拠から最終的にハイタカと判断した。 ハイタカの大きな個 体はオオタカの小さな個体と大きさがあまり変わらないしハイタカにも眉斑の濃い個体が有る。 胸の 横斑もハイタカっぽく見えるし一部に三日月斑らしきものが見える(つまり幼鳥か)。
 同じ現場でアカゲラも枝と枝の隙間に見えた。 非常に撮影条件が厳しかったのでこれも駄目もとで 押さえたらこちらは思ったより見られる画になった。
 この日はマヒワの群れが飛び回っていたが近い所には来ず条件のいい所にはなかなか止まってくれ なかった。 高い木の上の方に止まっているところは撮れるには撮れたがどうにか見られる画はこれっ きりだ。
 遡る事2日、別のポイントでベニマシコを今季初認出来た。 個人的に11月28日での初認は確実な 記録としては過去最も早い。 いつも群れで見られるがこの時は雌タイプが1羽一瞬姿を見せただけ で、群れが居るはずだと思いしばらく待ったがそれっきりだった。 枝被りが酷いが今季初認という事で 掲載する事にした。
 12月に入ってメインカメラのD5100を修理に出したのでサブカメラのD40が久々に活躍してカシラ ダカが撮れた。 発売当時ニコンのデジイチの中で最も廉価だった普及機だが立派に野鳥が撮れる (このフォトギャラリーでも連載開始当初はメインカメラとして活躍していた)。
 今回はいつもの通り枝被りが酷い画像だらけだが自然界は動物園とは違う。 彼らは普段こういう所 に生息しているのだからこれが本来の姿だ(僕が言うといつも言い訳がましくなってしまうのは気のせ いだろうか・・・?)。

 エナガ:フォトギャラリー第266回他参照



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