フォト_ギャラリー

2017年11月20日 [ 第331回 ]

 ハイタカ,ノスリ

 

 

 ハイタカ Eurasian Sparrowhawk Accipiter nisus

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄32.0cm 雌39.0cm

 翼開長:60.0〜79.0cm

 分布:本州以北で留鳥または冬鳥。

 生息環境:森林、農耕地。

 食性:鳥類、小型哺乳類など。

 レッドリスト:準絶滅危惧(NT)

 フォトギャラリー:第327回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2017年11月13日

 撮影時間:12時12分28秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2017年11月15日

 撮影時間:10時44分27秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F6.3

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 ノスリ Common Buzzard Buteo buteo

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄52.0cm 雌57.0cm

 翼開長:122.0〜137.0cm

 分布:北海道〜四国で留鳥。その他で冬鳥。

 生息環境:平地〜亜高山の林。

 食性:小型哺乳類など。

 フォトギャラリー:第327回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2017年11月13日

 撮影時間:11時21分13秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2017年11月15日

 撮影時間:11時57分00秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F6.3

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 この現場はもう何年も前に一度行ったきりだった。 その時の成果が芳しくなかったので棄て置いて いたが今回久々に行ってみて意外に良いポイントだと気付いた。 上空をタカが(タカにしては)頻繁に 飛び、しかも高度が低い。
 今回はハイタカ、ノスリとも1枚目は11月13日、2枚目は11月15日に撮影したものだ。 まず11月 13日、ハイタカが飛来した時はそのかなり手前から見えていたのでこっちに来そうだと備える余裕が 有った。 とは言え最接近時には手前に高木が被ったりまた見えたりを繰り返す状況でピントリングが 迷ってしまい、絶好のシャッターチャンスだっただけに却って焦ってしまった。 そうは言うものの何とか 納得の行く解像度の画像が得られた。 ソアリングとグライディングを繰り返して上昇気流を探しながら 飛んでいる様子だった。 胸に横斑が見える事から成鳥と判断出来る。
 ノスリの方は死角から突然現れ高木の陰に見え隠れしながら飛んだので楽な撮影ではなかったがこ ちらも納得の結果となった。 脛に横斑が見える事から雄と思われる。
 そして2日後の11月15日、いそいそと同じポイントへ出掛けたらまたハイタカとノスリが飛んだ。 そ れぞれの2枚目がその画像だがハイタカは同一個体かどうかは微妙だ。 ハイタカの2枚目は1枚目よ り少し遠かったため画像が不鮮明で拡大してみても胸の斑がよく見えず成鳥か幼鳥かが判別不能。  光線状態が違うので何とも言えないが1枚目には有る頬の橙色味が見当たらない。 ノスリの1枚目は 翼後縁の羽先が一様ではないので成鳥か若鳥、2枚目は一様なので幼鳥と思われる。
 最初に訪れた時はたまたま野鳥が少なく今回はたまたま多かっただけなのだろうけど、2回行ってみ て2回ともハイタカとノスリが近くを飛んだ。 こんな事も有るからかつて排除した現場を第一印象に惑 わされずもう一度見直してみれば撮影ポイント再発見に繋がるかも知れない。 この現場では他にも遠 方にオオタカらしき姿なども見えたがソアリングして折角上昇したのにいきなり谷底へ向かって急降下 したりする不可解な行動も見られたから単純に季節移動とも思えなかった。 これらのタカがここで越 冬してくれればこんな有り難い事は無い。 この冬が楽しみな現場になりそうだ。


 オオタカ:フォトギャラリー第241回他参照



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