フォト_ギャラリー

2017年10月08日 [ 第321回 ]

 ハチクマ,サシバ,チョウゲンボウ

 

 

 ハチクマ(上=中間型幼鳥、下=淡色型幼鳥) Honey Buzzard Pernis ptilorhynchus

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄57.0cm 雌61.0cm

 翼開長:121〜135cm

 分布:北海道〜九州で夏鳥。

 生息環境:山地の森林。

 食性:蜂などの昆虫、爬虫類、両生類、鳥類。

 レッドリスト:準絶滅危惧(NT)

 フォトギャラリー:第318回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2017年9月25日

 撮影時間:10時06分56秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F11.2

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:420mm(換算630mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF NIKKOR 70-210mm 1:4-5.6
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2017年9月25日

 撮影時間:10時08分28秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F11.2

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:420mm(換算630mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF NIKKOR 70-210mm 1:4-5.6
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 

 サシバ(雄と思われる) Grey-faced Buzzard Butastur indicus

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄47.0cm 雌51.0cm

 翼開長:105.0〜115.0cm

 分布:青森〜九州で夏鳥。

 生息環境:森林、農耕地。

 食性:爬虫類、両生類、鳥類、昆虫など。

 レッドリスト:絶滅危惧U類(VU)

 フォトギャラリー:第317回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2017年10月4日

 撮影時間:08時37分47秒

 シャッタースピード:1/125秒

 絞り値:F11.2

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:420mm(換算630mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF NIKKOR 70-210mm 1:4-5.6
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2017年10月4日

 撮影時間:08時45分30秒

 シャッタースピード:1/250秒

 絞り値:F11.2

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:420mm(換算630mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF NIKKOR 70-210mm 1:4-5.6
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 チョウゲンボウ Common Kestrel Falco tinnunculus

 分類:ハヤブサ目 ハヤブサ科

 全長:雄33.0cm 雌38.5cm

 翼開長:68.5〜76.0cm

 分布:全国で留鳥または冬鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、農耕地、河川など。

 食性:鳥類、小型哺乳類、昆虫など。

 指定:天然記念物(長野県十三崖のチョウゲンボウ繁殖地)

 フォトギャラリー:第263回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2017年10月5日

 撮影時間:11時16分02秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 ちょっと前に地図上で目を付けていたポイントが有り、この日初めて訪れてみた。 車では接近出来 ない山の中で僕の他に野鳥ファンの姿は無い。 世間では未発見のポイントなのだろうか? 僕の目 的はタカの渡りだったが結果はそれ以上だった。 タカは渡りの途中に日暮れになると塒(ねぐら)入り し翌朝塒から飛び立ち上昇気流をつかまえて渡りを再開する。 その瞬間が塒立ちで、低い高度を飛 ぶ訳だから近距離から撮影するチャンスとなる。 現地に到着すると既に上空高くをタカの群れがソア リングしていたが雲の高さほどの遠方だったので識別が出来なかった。 何枚か撮影してみたが全て 無駄だった。 だが狙い通りタカの渡りが見られたのでしばらく観察していた。 実は塒立ちも有り得る と想定していたから突如ハチクマが飛び立った時も慌てる事は無かった。 最近コメントした通り幼鳥 は初列風切の翼先分離羽の先端が暗色で尾の横斑は細くて多い。 今回1枚目の画像では虹彩が暗 色で蝋膜が黄色い幼鳥の特徴も確認出来る。 2枚目の個体は1羽目に呼応する様にどこからともな く現れて同じところでソアリングしていた。
 そして月が変わって10月。 サシバの止まりものが撮れた。 撮影地は以前サシバが好む環境とし て紹介した行きつけの谷津田(フォトギャラリー第317回参照)。 まずあの時と同じ様に直線飛行して 死角の山中に消えた後しばらくして再び飛んで(1回目と2回目は別個体の可能性も有るが)木のてっ ぺんに止まるのが見えた。 どうやらここに定着している個体らしい。 今回の個体も前回もどちらも胸 の横斑が潰れて見えるので雄と思われるからそれも同一個体の可能性がある。 止まったのが座りの 悪い木だった様で何度か木から木へ飛び移りながらかなり長時間僕の相手をしてくれた。 常用レンズ が修理中のため古いレンズでMF撮影だったがどうにかピントは来ている。 こう見えても手持ち撮影 だ。 しかし距離が有って撮影条件に恵まれず画質がイマイチなのが悔やまれる。
 実はこの現場で9月にチョウゲンボウも撮れていたが光線状態が悪く最悪の画質だったので泣く泣く 没にして今月に入って大阪市内でたまたま撮れたものを採用した。



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